「けんすう」こと古川健介氏についての詳細

・ 元・株式会社nanapiの代表取締役。同社は2015年11月に他の2社と合併し、以後はSupership株式会社の取締役を務める。

・ 古川氏は1981年生まれ。早稲田大学在学中の2000年に学生コミュニティサイトを立ち上げ、月間1000万PVを獲得するサイトへと成長させた。その後新卒でリクルートに入社し新規事業開発を担当。3年後の2006年に同社を退職した後、株式会社ロケットスタート(株式会社nanapiの前身)代表取締役に就任。2009年6月本格的にnanapiをスタートした。

・ ブログ、TwitterやFacebook等のSNS、noteなど様々な手法で情報を発信しており、その情報発信力が注目されている。(2015年4月、けんすう氏のTwitter上で#はあちゅう雑学のタグが付いたツイートが立て続けに発信されると、はあちゅう氏を含む多くのユーザー間で話題騒然となった。)

・ 多数の講演を行うほか、対談取材やインタビューを積極的に受け、Webメディアを中心に多く露出し考えを発信している。nanapiの経営実績に基づくユーザー投稿サイト運営ノウハウから、nanapi創業期の経験談、リクルートを経て起業したという経歴を踏まえたキャリア論まで、その発信内容は幅広い。特に、古川氏自身が学生時代に起業していることもあり、起業を目指す学生や、若手起業家からの認知度が高い。

古川氏のコメントより(抜粋)

・ 新規サービスの成功は、企業文化とサービスのマッチングで決まる

― なぜ大企業は新規事業に向かないのでしょう?
(中略)「会社の文化」みたいな点と、「サービス」がマッチするかで当たる、当たらないかが決まるんじゃないかと思っています。
ベンチャーのほうが新規事業に向いているのは、ベンチャーはサービスと会社が一致しているところから始まるので、会社文化とサービスがきちんと一致しているのだと思うんです。
ただし、すでに大きくなった企業は、文化が固定されてしまっているので、難易度があがると思うんですね。
この人がこのサービスをやるから当たる、というのがあっても、人も組織も決められている中で新しいサービスを当てるというのは、すごく当たる可能性のパーセンテージを減らしてしまう気がしていて。難しいなと。

(引用元:リクルートホールディングス|「大企業は新規事業に向かない 」 nanapiけんすう氏が成功しなかった理由

・ サービス作りには目的と手段を逆転させる発想が重要

僕としては手段を目的化するのが好きですね。
例えば、荷物を届けることを目的に、ドローンを使って荷物を届けるサービスを企画したとしましょう。そうすると、「今はドローンで荷物を運ぶのは非効率なので、車を使おう」となり、ただの運送業になってしまいますよね。これって、目的思考が強すぎてダメな例だと思っています。
それよりも、僕は「ドローン面白そうだから何かやってみよう」って考えるタイプで。「今すぐ宅配には使えないかもしれないけど、観光地のカメラとしてドローンを使ってみたら面白そうだよね」みたいな感じで発想の転換ができれば、そちらで大当たりするかもしれません。

(引用元:エンジニアtype|nanapiけんすう氏に新規サービスの作り方を聞きに行ったら、「人間」を知る対話になった

・ 起業を目指すなら、価値のある「実行」を

私は、アイデアは価値が無いと思っています。シリコンバレーで言われていることなのですが、価値のないゴミの様なアイデアが1ドルだとすると、価値のあるアイデアでも20ドル程度。つまり、アイデアのよしあしは対して価値の差がないということ。私は価値がある部分だと思うのは、「実行」だと考えています。よく言われていることなのですが、新規事業は、だいたいは失敗すると言われています。それでも、常に行動し続けられるかが、大切だと思いますね。

(引用元:ReLife|できることをふやす 株式会社nanapi / 古川健介

(参考)
Supership株式会社
nanapi|株式会社スケールアウト、株式会社 nanapi および株式会社ビットセラーの 3 社合併に関するお知らせ
らふらく|【どうした?けんすう氏】狂ったように #はあちゅう雑学 をツイートしているのでまとめてみた
リクルートホールディングス|「大企業は新規事業に向かない 」 nanapiけんすう氏が成功しなかった理由
エンジニアtype|nanapiけんすう氏に新規サービスの作り方を聞きに行ったら、「人間」を知る対話になった
ReLife|できることをふやす 株式会社nanapi / 古川健介