プチプラとは

・ プチプラとは、安くても一定の品質がある、手頃な製品。フランス語で「小さい」を意味するpetitと、英語で「価格」を意味するpriceを組み合わせ、短くした言葉。女性のファッションや化粧品について言われることが多い。プチプラという言葉は2010年頃に使われはじめて以来、若い女性のあいだで定着し、女性誌やSNSにおいて一般的に使用されている。

・ 一般的にプチプラと呼ばれるのは、「GU」や「しまむら」といったファストファッションブランドの商品や100円ショップの雑貨、ドラッグストアの化粧品などである。ただ価格が安いだけでなく、「(安いのに)見た目が可愛い」「(安いわりに)品質がよい」など、リーズナブルであることを強調するときにプチプラという言葉が使われる。

プチプラ人気の背景

・ 金融情報サービス会社のQUICKは、プチプラが流行し、人気が定着した理由を詳細に分析している。QUICKによれば、プチプラ人気を支えているのはデフレではなくSNSである。特に、画像をユーザー同士で共有するInstagramが重要な役目を担っている。

インスタグラムでは、利用者(個人)のファッションコーディネートや購入品などさまざまな画像がアップロードされています。そのなかでも、「#プチプラ」「#プチプラコーデ」などのハッシュタグをつけてプチプラ商品を紹介している利用者が多く見られます。

(引用元:QUICK Money World|ファッション市場を揺るがすキーワード「プチプラ」…デフレとは言い切れない流行の秘密とは?

・ 消費者はプチプラ商品の画像をSNSに載せることで、安くてもよいものを発見した喜びをほかのユーザーと共有でき、「お得な情報」を発信する満足感を得ることもできる。さらにQUICKは、プチプラブランドは従来のブランドとは異なる魅力を持っており、その魅力を宣伝するうえでSNSが重要な役割を果たしていると分析している。

SNSの普及により、良いモノは瞬時に拡散される現代においては、「作り手のイメージ」よりも「モノ自体の良し悪し」が重要視されつつあります。(中略)この時代においての「ブランド力」とは、「消費者同士で共有したくなるような商品を産み出せる力」といえるでしょう。

(引用元:同上)

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プチプラのブランド例

・ プチプラといえば、化粧品ブランドの「CANMAKE」が定番の人気を誇っている。パッケージはピンクやクリスタルの可愛らしいイメージで、種類と色を豊富に展開している。「CANMAKE」の商品は全国のドラッグストアやスーパーマーケットで購入可能。人気商品の「マシュマロフィニッシュパウダー」(税抜940円)は、美容総合サイトの「@cosme」で2014年~2016年の「ベストコスメアワード」第2位を獲得(※)したことから、化粧品分野におけるプチプラの根強い人気がうかがえる。(※ベストコスメアワードは、@cosmeに寄せられた口コミをもとに選考される賞。マシュマロフィニッシュパウダーが受賞したのは「パウダー部門」)

・ また、ファストファッションブランドにはプチプラの商品が多い。たとえば埼玉県発祥の「しまむら」は、カジュアルな子供服から冠婚葬祭用のフォーマルな服までを安価で扱っている。人気アニメとコラボレーションを行うなど、ターゲット層は幅広い。「しまむら」で掘り出し物(安くて良い品)を探す行為は「しまパト」と呼ばれ、公式サイトでは、タグをつけてSNSに投稿された写真が紹介されている。

(参考)
コトバンク|プチプライス
マイナビニュース|愛用しているプチプラコスメは?
マイナビウーマン|経済的? ケチっぽい? 男子に聞いた「プチプラ化粧品をつかう女子」の印象
QUICK Money World|ファッション市場を揺るがすキーワード「プチプラ」…デフレとは言い切れない流行の秘密とは?
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@cosme|マシュマロフィニッシュパウダー