PinQulとは

・ 「PinQul」(ピンクル)とは、東京大学の学生が中心となって立ち上げたベンチャー企業・Flattが提供するライブコマースアプリ。2017年10月5日に配信が開始され、ITビジネスに興味をもつ人などから注目を浴びている。

・ ライブコマースとは、2016年に中国で流行しはじめた、インターネット上で配信する生放送において商品を紹介・販売する商法。主にファッション関連商品が扱われる。アパレル販売員や、SNSで人気のインフルエンサーなどが登場し、商品の魅力を視聴者に伝える。

・ 日本でも2017年からライブコマースサービスが次々に立ち上がっている。6月にはCandee社の「Live Shop!」が、7月にはメルカリ社の「メルカリチャンネル」がスタートし、「PinQul」はそれに続いたかたち。「PinQul」を含めたライブコマースが日本でどれだけ普及するか、関心が高まっている。

「PinQul」の特徴

・ Flattのプレスリリースによれば、「PinQul」は「これまでの単なるインフルエンサーマーケティング的な手法」と異なり、生放送に出演するインフルエンサー自身がデザインしたり選んだりした商品を扱うという。インフルエンサーがデザインしたグッズは、Flattが提携したメーカーなどによって商品化される予定。そのほか、インフルエンサーの私物も販売される。

・ テクノロジー系ニュースメディア「THE BRIDGE」の取材によると、「PinQul」のメインターゲットは、買い物をしたい人ではなく「楽しく動画を見たい人」だという。買い物を主な目的としている人は、ライブコマースではなく通販サイトを利用するからだ。「可愛いものを探しながらライブ配信を見る」ことを楽しんでもらいつつ、ユーザーを増やす予定。

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「PinQul」の運営元・Flatt

・ 「PinQul」の運営元であるFlattは、現役の東大生を中心にしたメンバーで構成されている。代表取締役の井手康貴氏は、2017年10月現在、東京大学教養学部に在籍中。メルカリなどでエンジニアとして働いた経験があるという。

・ 「PinQul」の強みは、ライブコマースの主なユーザーである10代~20代の女性とFlattのメンバーの年齢が近いことだ。テクノロジー系ニュースメディア「TechCrunch Japan」の取材によれば、サービスを設計したり、生放送に出演するインフルエンサーを探したりする際に、ターゲット層の若年女性が周囲に多いことが有利に働いているという。

(参考)
PinQul
Flatt
PR TIMES|東大発ベンチャーFlattがライブコマースアプリ「PinQul」の提供を開始しました!
Study Hacker|ライブコマース
THE BRIDGE|「開始2分で商品売り切れ」ーー東大発ベンチャーのFlattがライブコマースアプリ「PinQul」を公開
Fashionsnap.com|東大生が制作したライブコマースアプリ「ピンクル」が提供開始、オリジナル商品も販売
TechCrunch Japan|「ユーザーと近い世代の方がいいものを作れる」東大発・Flattがライブコマースアプリ「PinQul」公開