スママDASHとは

・ スママDASHとは、買取価格比較サイト「ヒカカク!」などの運営会社・ジラフが提供する、スマートフォンの即時買い取りサービス。2018年1月15日にリリースされた。2017年11月からTwitter上で流行している「質問箱」の運営元である同社の新サービスはインターネット上で注目され、リリース初日にTwitterのトレンドに入った。

・ スママDASHは、ジラフが運営する携帯電話端末等のオンラインフリーマーケットサービス「スマホのマーケット」内で利用することができる。不要になったスマートフォンの買い取りを希望するユーザーは、端末の正面・側面・背面の写真をそれぞれアップロードし、OSや色などの情報を入力する。すると査定額が表示されるので、買い取り価格に同意する場合、端末の集荷希望日を設定する。続けて本人確認に必要な書類を提出すると、銀行口座に査定額が振り込まれる。後日ドライバーが端末の集荷に来るので引き渡す、というのが取り引きの流れだ。査定額の算出には、ジラフが運営する「ヒカカク!」および「スマホのマーケット」の知見が活かされているという。

スママDASHリリースの背景

・ ジラフおよび同社CEOの麻生輝明氏は、プレスリリースTwitterを通して、不要になったスマートフォンを処分・売却せず保持しつづける人は多いと説明している。同社が参考にした、環境省内「使用済製品等のリユース促進事業研究会」の資料によると、2015年度に実施された消費者アンケートにおいて、不要になっても保管しつづけているもののうち「携帯電話・スマートフォン」(80.0%)が21品目内で最も多かった。さらに、マーケティングリサーチを手がける株式会社MM総研が2017年9月に実施したwebアンケートの結果からは、携帯端末を売却しない理由として「売却・下取りできることを知らなかったから」(40.0%)、「セキュリティが心配」(21.2%)、「必要なデータが保存されているから」(16.3%)の順に多かった。5人に1人は端末内の個人情報流出を懸念している状況を踏まえ、ジラフは「データ削除オプション」として、買い取った端末内のデータを無料で消去するサービスを提供している。

・ スママDASHリリースの背景には、バンク株式会社の「CASH」ならびに株式会社メルカリの「メルカリNOW」の台頭があると思われる。どちらも2017年にリリースされた、不用品が写真によって自動で査定され、ドライバーが回収に来るという「即時買い取りサービス」だ。麻生氏はTwitter上で、CASHとメルカリNOWの査定額を比較した「NIKKEI STYLE」の記事紹介し、「早くスママDASHやってほしい」と発言した。また、スママDASHがリリースされた直後の1月15日午前、麻生氏は「この領域は我々がとります」と宣言した。2017年に流行した即時買い取りサービスという市場において、スマートフォンの分野に関してはジラフが攻勢をかけるものと思われる。

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スママDASHの査定額

・ 1月15日時点で、スママDASHを利用した人たちがすでに多くの意見をTwitter上に投稿している。スママDASHによるスマートフォンの査定額を公開する人が多く、「iPhone 6s」を7,000円と査定された人による「高いのか安いのか分からない」や、「iPhone 5」を100円と査定された人による「いくらなんでも安すぎ」などの投稿が見られる。

・ 早くも1月15日午後、麻生氏はTwitter上で、スママDASHによる査定額の引き上げを発表した。査定額が安いというユーザーの不満に応えたものと思われる。それまで3,000円とされていた端末は7,000円に、7,000円だったものは12,000円に変更されるという。より高い査定額を提示することにより、他の買い取りサービスやフリマアプリと競合する見込みだ。

(参考)
スマホのマーケット|スママDASH
株式会社ジラフ|スマホ端末の即時現金化サービス「スママDASH」のリリースのお知らせ~0秒で高額査定~
PR TIMES|スマホ端末の即時現金化サービス「スママDASH」のリリースのお知らせ
Twitter|ASO@質問箱運営会社(公式)
Twitter|スママDASH
Twitterトレンド速報|スママDASH
環境省|リユース読本
株式会社MM総研|中古携帯端末の利用実態と市場規模(2017年10月調査)