太陽フレアとは

・ 太陽フレアとは、太陽の表面で起こる爆発。2017年9月6日、11年ぶりの大規模な太陽フレアが発生し、世界的に話題となった。

・ 太陽フレアの規模には、A、B、C、M、Xという5つの等級がある。今回の太陽フレアは、最も大きいX等級に該当するうえ、太陽研究の第一人者である柴田一成教授(京都大学)によると、「Xクラスのさらに9倍という巨大フレア」だった。柴田教授はAbemaTVの取材に対し、「なぜこの時期にこんなにも大きな太陽フレアが起きたのかと世界中の太陽研究者がメールを送るやら大騒ぎをしている」と話した。

太陽フレア発生の仕組み

・ 国立科学博物館によると、太陽フレアは「大きな黒点のまわりでときどき起きる現象」である。黒点とは太陽の表面に出現する黒い点で、強力な磁場であり、その温度は周囲より1,000℃~1,500℃低い。

・ 国立科学博物館によれば、「黒点の磁場が変化するとき、そのエネルギーがまわりのガスにつたわって」太陽フレアが発生すると考えられている。

太陽フレアは黒点の活動と大きな関係があり、黒点周期の極大期には大黒点や黒点群の近くで毎日のようにフレアがおきています。一方、極小期にはあまりおきません。

(引用元:国立科学博物館|太陽では大爆発がおきるのですか?

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太陽フレアの影響

・ 太陽フレアが発生すると、強い電磁波が放出される。これが地球に到達すると、地球周辺の宇宙環境や地球の磁場が乱れ、人間の活動に影響する。

・ 地球の磁場が乱れると、人工衛星・GPSに異常が生じる可能性がある。NHKの報道によれば、2017年9月に発生した太陽フレアの影響により、人工衛星から獲得できる位置情報の誤差が、平時より14mほど大きくなった。衛星測位利用推進センターの三神泉専務理事は「ここまで大きな誤差が出たのは経験がない」と語った。

・ また、太陽フレアによって磁場が乱れると、ふだんは局地付近でしか観測できないオーロラが、緯度の低い地域でも見られることがある。9月8日、北海道石狩市で「オーロラのように空がうっすらと赤く見える現象」が撮影された。これは専門家によって「限りなくオーロラに近い現象」だと分析された。

(参考)
国立科学博物館|太陽では大爆発がおきるのですか?
国立科学博物館|太陽黒点てなんですか?
情報通信研究機構|通常の1000倍の大型太陽フレアを観測
ハフポスト|「太陽フレア」の影響 南極の昭和基地では活発なオーロラを観測 「地磁気の乱れは収束しつつある」
Abema TIMES|太陽フレア 異例の規模 太陽研究の権威語る「世界中の研究者が大騒ぎしている」
NHKニュース|太陽フレア ピーク過ぎるも数日間は警戒を
NHKニュース|北海道でオーロラか 赤い光
コトバンク|太陽フレア