ソロ社会とは

・ ソロ社会とは、配偶者と離婚・死別した人を含む、独身者の多い社会。「独身研究家」を名乗り、『超ソロ社会 「独身大国・日本」の衝撃』(PHP新書)などの著書がある荒川和久氏は、日本では2035年に15歳以上のおよそ半数の人が独身者になると主張し、そのような社会を「超ソロ社会」と呼んでいる。晩婚化や生涯未婚率の上昇がメディアによってたびたび取り上げられる昨今、荒川氏の唱えるソロ社会は、多くの人に注目されている。

・ 広告代理店の株式会社博報堂は、2014年、「独身20代~50代男性、親と同居していない単身世帯で、一人で自立・自給しながら、束縛のない自由なライフスタイルを楽しむ生活者」を「ソロ男(だん)」と名づけ、ソロ男の研究やマーケティング活動支援を行うという「ソロ活動系男子研究プロジェクト」を発足した。同プロジェクトのリーダーに就任したのが荒川氏である。荒川氏は同プロジェクトの一環として、ソロ社会についての執筆や講演を多数手かげており、「東洋経済オンライン」をはじめとしたwebメディアへの寄稿も行う。2017年6月5日に「ハフポスト」で公開された記事「『結婚しない人が増えたのは自然なこと』荒川和久さんが指摘する『ソロ社会』とは」は大きな反響を呼び、SNSを通じて拡散されつづけている。

ソロ社会が生まれる背景

・ 荒川氏は、日本がソロ社会化する原因のひとつとして、1990年代のバブル崩壊以来に進んだ終身雇用・年功序列の崩壊を挙げる。収入が少ない、非正規雇用者であるなどの理由で結婚をためらう人が少なくないことは、すでに多くの人によって指摘されている。

・ また荒川氏は、ソロ社会化の要因として、1986年に施行された男女雇用機会均等法などにより女性の社会進出が進んだことも挙げる。荒川氏は、総務省による「平成24年 就業構造基本調査」の結果に言及し、年収が高い女性ほど生涯未婚率が高いと指摘している。

つまり、男性は自分より収入の低い女性と結婚したがり、女性は自分より収入の高い男性と結婚したがるというものです。すると、最終的にあぶれるのは、低収入の男性と高収入の女性。生涯未婚者の大部分を占めているのは、まさにこれらの人たちです。

(引用元:ヨミウリ・オンライン|ソロ社会の到来 「結婚しない」という選択

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ソロ社会での生き方

・ 荒川氏は、「ソロ」という状態はよいものでも悪いものでもなく、「人間の本質は独身とか既婚とかの状態で左右されるもんじゃありません」と話す。しかし、今後ソロ社会はますます進展し、地域・職場・家族といった共同体が失われるため、孤立感を抱えないよう、ひとりひとりが趣味や社会活動を通して個人的なネットワークを広げていくことが必要になるのだという。

・ 「とにかく、なんでもいいから1回なにかに参加してみること」と荒川氏は話す。内向的な性格の人でも、勇気を出してパーティーや交流会などのイベントに参加することで、帰る頃には多くの人と知り合いになっているという。

人と会って交流すればするほど、自分の中の多様性が活性化します。「自分が変わる」のではなく、人とのつながりで「新しい自分が生まれます」。そのためにも、ぜひ皆さんにはまず行動していただきたいですね。

(引用元:ハフポスト|「結婚しない人が増えたのは自然なこと」荒川和久さんが指摘する「ソロ社会」とは

(参考)
ハフポスト|「結婚しない人が増えたのは自然なこと」荒川和久さんが指摘する「ソロ社会」とは
ヨミウリ・オンライン|独身4800万人! ソロ社会は世の中をどう変えるのか?
ヨミウリ・オンライン|ソロ社会の到来 「結婚しない」という選択
Facebook|博報堂「ソロ男」プロジェクト
Twitter|荒川和久@「超ソロ社会」著者
キャリコネニュース|「独身者は無理に幸せになろうとしない方がいい」ーー 『超ソロ社会』著者の荒川和久さんが語る
博報堂のConsulactionサービス|ソロ男
博報堂|博報堂、“ソロ活動系男子(通称:ソロ男だん)”の研究活動及びマーケティング活動支援を開始
東洋経済オンライン|「結婚できないの俺だ」日本どうすんだ!!!
コトバンク|男女雇用機会均等法