「シチューオンライス」とは

・ 「シチューオンライス」とは、ハウス食品が販売する「初の“ごはんにかける”専用のシチューの素」。2017年8月の発売以来、売れ行きは好調で、同年冬はさらなる売上が期待されている。

・ 「シチューオンライス」には、「<チキンフリカッセ風 (鶏肉のクリーム煮)ソース>」と「<ビーフストロガノフ風ソース>」の2種類がある。いずれも「濃厚なうまみ」と「しっかりとしたとろみ」を持ち、ごはんにかけて食べることが前提。用意する材料は、調味料などのほか肉、玉ねぎ、シメジのみだ。煮込むのに時間がかかるニンジンやジャガイモは使用しないため、「時短」も実現している。

・ ハウス食品は1966年にシチューの素「シチューミクス」を発売して以来、「家庭料理におけるシチュー市場を形成し、牽引して」きたと標榜している。2017年夏は「シチューオンライス」の発売によってシチュー市場をさらに開拓したほか、同年冬のキャンペーンとして「クリームシチューのライバル宣言~お鍋に、負けたくない。~」を展開。ハウス食品が2017年8月にインターネット上でアンケートを実施したところ、「冬に家庭で出てくるとうれしい料理」として人気第1位は鍋料理。シチューは第2位だった。シチューの人気第1位を目指して、他企業とのコラボレーションなどが展開される。

「シチューオンライス」開発の経緯

・ ハウス食品によると、シチュー市場は2011年から縮小しはじめたという。2015年にインターネット上で消費者の声を募ったところ、「旦那がご飯のおかずとして物足りないと思っている」という意見があった。ごはんとシチューだけでは満足できない夫がおり、妻がもう1品用意しなくてはならず、シチューとおかずを両方用意するのは手間だと感じるため、シチューが食卓に上がる頻度が減っていると思われた。

・ そのためハウス食品は、シチューの「主菜・主食ポジションの強化」を目指し、1品のみで食事が完結する「ワンディッシュメニュー」として「シチューオンライス」を開発した。同社が2016年に、シチューをごはんにかけるかごはんと分けるかの投票を募ったところ、「かける」は42%、「わける」は58%という結果だった。しかしハウス食品は「ひと皿料理で調理の手間や洗い物の手間が省ける」ことから「かける」派のほうがシチューに対する満足度が高いと分析し、「クリームシチューに潜在的な不満を抱えている、『かけ派ではない』主婦」をコアターゲットに設定したという。

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「シチューオンライス」の評判

・ 「シチューオンライス」はインターネット上のアンケートやテレビCMを通じて知名度を獲得し、2017年8月~10月で5億円を売り上げた。予想の4倍以上の成果だという。ハウス食品は公式サイト上に、消費者の声として「とってもコクがあって、ごはんと抜群にあいました」「肉が多めなので、これ以外に肉・魚のおかずは作らなくてもよさそうです」などを掲載している。

・ Twitter上でも、ハッシュタグ「#シチューオンライス」を用いて多くの人が感想を述べている。「濃厚なのでご飯に合う」「クリームシチューのクリーミーさが苦手な私にも美味しい」と好意的にコメントする人もいれば、「今までに食べたことない味で何とも言い難い」と言う人や、シチューをごはんにかける習慣がないので「違和感満載」と言う人もいる。

(参考)
ハウス食品|シチューオンライス
ハウス食品|ハウス「シチューオンライス」<チキンフリカッセ風(鶏肉のクリーム煮)ソース><ビーフストロガノフ風ソース>8月14日から全国で発売!
ハウス食品|クリームシチューのライバル宣言 お鍋に、負けたくない。
ハウス食品|わけても、かけても、どっちでも満足シチュー
NIKKEI STYLE|ご飯にシチューかけ? ハウス食品の提案、狙いは旦那
朝日新聞デジタル|(ヒット!予感実感)かける派のための「シチューオンライス」
Twitter|#シチューオンライス