『えがないえほん』とは

・ 『えがないえほん』(原題:The Book With No Pictures)とは、コメディアンであるB・J・ノヴァク氏が著した、文字のみで構成される絵本。2014年に発行されると米国でベストセラーになり、70万部以上が売れたという。マジシャンの大友剛氏が翻訳した日本語版は2017年11月に早川書房から出版され、早くも翌12月には重版がかけられるほどの人気を集めている。

・ 公式サイトの説明によれば、『えがないえほん』の推奨年齢は4~8歳。大人が読み聞かせることを前提に作られている。ノヴァク氏自身が子どもたちの前で同書を読み上げ、爆笑が巻き起こる動画は、3年間で350万回以上再生されている。早川書房から投稿された、大友氏が日本語版を朗読する動画にも、子どもたちの大笑いする様子が収められている。

『えがないえほん』の内容

・ 『えがないえほん』は、「かかれている ことばは ぜんぶ こえに だして よむこと」という説明から始まる。「それが きまり やくそくね」「ということは…… こんな ことばでも……」と続いたあと、次のページで「ばふっ」「ぶりぶりぶ~!」と大書された擬音が登場する。読み聞かせる側は「ほんにゃまんかぺ~」「ばぶりんこ」など、どのような言葉でも音読しなければならない。また、時折「こんな ほん よむつもりじゃ なかったんだけど!」「はあ~?」という「地の文」も挿入され、こちらも音読する必要がある。

・ 公式サイトによれば、『えがないえほん』は誰が読み聞かせても面白くなるという。

パフォーマンスに多くのエネルギーを注いで読むのが好きな人も、一本調子でドライに読む人もいます。どちらの読み方も、非常に愉快になるのです(実際のところ、「一本調子」な読み方のほうが特別に笑える効果を生むことがあります。シリアスな声音が、この本のバカバカしさをうまいこと強調するからです)。

(引用元:The Book With No Pictures|Grown-Ups

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『えがないえほん』への反応

・ Twitter上には、保育などの仕事で世話する子どもや自身の子どもに対して『えがないえほん』を読み聞かせた人の感想が投稿されている。「へんなの〜、とか言いながらクールに装っていましたが、その後こどもたち同士で何度も音読していました」「こども爆笑で、何回も読ませてきます。おススメです。」と述べる人もいれば、「擬音語多すぎて、難易度高くて断念」したという人もいた。早川書房の公式Twitterアカウントによれば、「自分には上手く読めないって諦めてるんじゃないですか?(中略)まずは3回!!殻をやぶって」「大人は自分の殻をやぶり、はじけまくって読んでください」とのこと。

・ 一方、「ぶりぶりぶ〜を真似されたらやだから買わな〜い」と『えがないえほん』を避ける人や、4歳の子どもに読み聞かせても興味のない様子だったと述べる人もいた。実際、ノヴァク氏や大友氏による読み聞かせの動画内にも、絵本に対する反応をあまり示さない子どもが見られ、擬音を面白がらない子どもがいることは充分に考えられる。しかし、多くの子どもは面白がる傾向があるため、『えがないえほん』で一風変わった読み聞かせの体験を提供してみる価値はあるといえるだろう。

(参考)
The Book With No Pictures
ダ・ヴィンチニュース|子どもが絶対に笑う『えがない えほん』 アメリカで70万部を突破した絵本が日本上陸!
ハヤカワ・オンライン|子どもが絶対にわらう絵本『えがないえほん』、訳者・大友剛さんによる読み聞かせ動画配信開始!
ガジェット通信|子どもが絶対に笑う本! 『えが ない えほん』の威力スゲぇ!
マイナビニュース|読むだけで子どもが大爆笑! 新感覚絵本「えがないえほん」って何?
Twitter|#えがないえほん