1. サードウェーブコーヒーの流行の背景

・ サードウェーブコーヒーが生まれる前、コーヒーブームには、第1、第2の波があった。

第1の波(ファーストウェーブ)は、19世紀後半からアメリカでコーヒーが大量生産・消費されるようになった時代で、1960年代にかけて続いた。安価、浅煎りが特徴。

第2の波(セカンドウェーブ)は、1970年代~90年代にかけての潮流で、深煎りコーヒーの時代。スターバックスに代表されるシアトル系コーヒーが世界に広まり、カフェオレやアレンジコーヒーが人気となった。

・ 第3の波の火付け役となったのは、2002年にアメリカ西海岸にオープンした「ブルーボトルコーヒー」。以下のような特徴を持ち、サードウェーブコーヒーと呼ばれるようになった。

豆の産地や個性にこだわり、ハンドドリップ(手淹れ)で1杯ずつ淹れるスタイルが特徴とされています。
これまでのコーヒーの銘柄は、複数の産地・農園で生産されたコーヒー豆をブレンドしたものが主流でしたが、サードウェーブでは「シングルオリジン」と呼ばれる単一産地・農園のコーヒー豆を使用。

(引用元:tenki.jp|2015年・流行語大賞候補にもノミネート!新潮流のコーヒーブーム「サードウェーブコーヒー」とは?

・ サードウェーブコーヒーの一杯ずつ丁寧に淹れるスタイルは、日本の旧来の喫茶店文化を汲んだものである。ブルーボトルコーヒーの創業者であるジェームス・フリーマン氏も、日本の喫茶店文化からコーヒーへのこだわりを学んだと語っている。サンフランシスコでサードウェーブコーヒーを提供する多くの店舗では、日本のコーヒー器具が使われている。

・ 日本には2015年2月にブルーボトルコーヒーが進出し(海外初出店)、サードウェーブコーヒーのトレンドが到来。同年の新語・流行語大賞にもノミネートされ、一気に流行が加速した。コーヒー好きの大人はもちろんのこと、そのおしゃれな雰囲気を好んだ若者たちから大きな注目を集めている。

2. サードウェーブ系男子が登場した背景と、その特徴

・ コラムニストの辛酸なめ子氏が、ブルーボトルコーヒーに入店している男性には共通した特徴があるとして、そうした男性を週刊文春のコラムの中で「サードウェーブ系男子」と名付けた。

・ 辛酸なめ子氏によると、サードウェーブ系男子には、ニューバランスのスニーカー・ニット帽・メガネ・あご髭という共通の特徴がある。そのライフスタイルは次のようなもの。

贅沢ではないけれど上質な生活を好み、高くはないけどセンスのいいカジュアルなファッションにこだわり、大量生産品よりクラフトマンシップを大事にし、自動車よりも自転車を利用して、アーバンよりもアウトドア、そんなライフスタイルを満喫している

(引用元:J-WAVE|あなたはどう見る?ネットで話題の「サードウェーブ系男子」

・ そのおしゃれな外見と丁寧な暮らしぶりが、一部の若い女性に人気となっている。

・ 流行した時点で大量消費となるため魅力は減っていくという、流行りものに対する考え方から、サードウェーブ系男子のファッションやライフスタイルを批判する論調もある。

(参考)
GEORGIA|コーヒー業界の新潮流!3分でわかるサードウェーブコーヒー
tenki.jp|2015年・流行語大賞候補にもノミネート!新潮流のコーヒーブーム「サードウェーブコーヒー」とは?
日経電子版|ルーツは日本の喫茶店文化 ブルーボトルコーヒー探訪
withnews|コーヒーの波、いくつある? 「サードウェーブ」ブルーボトル進出
J-WAVE|あなたはどう見る?ネットで話題の「サードウェーブ系男子」
モデルプレス|今付き合いたいNo.1「サードウェーブ系男子」の特徴5つ
Yahoo!ニュース|「サードウェーブ系男子」は、そんなに痛いのか?【SNS時代の”流行”の運命】