「泊まれる公園」とは

・ 「泊まれる公園」とは、2017年10月7日にオープンする公園一体型宿泊施設「INN THE PARK」(イン・ザ・パーク、静岡県沼津市)のコンセプト。森のなかに浮かぶ球体型テントのほか、サロンやカフェ、地元の生産者と連携したマルシェ(市場)など、「オシャレ」な要素が注目され、複数のwebメディアによって取り上げられている。

・ 「泊まれる公園」の母体となったのは、林間学校用施設「沼津市立少年自然の家」。集団生活や自然活動を通じた青少年の育成を目的として1973年に開所し、学校行事などで利用され市民に親しまれてきたものの、2017年3月に運営が終了した。跡地を運営する事業者を沼津市が公募したところ、都市計画やインテリアデザインなどを手がける株式会社オープン・エーが募集に応じ、施設を改修して「泊まれる公園」とした。

「泊まれる公園」の施設

・ 「泊まれる公園」の敷地面積は約9,000平方m。4棟の宿泊棟や屋外ダイニング、芝生広場などを有し、40人の宿泊客を収容できる。宿泊棟に泊まる際は、1棟を貸し切りで使用することになり、広々とした4つの寝室を自由に使うことができる。森のなかには話題の球体型テントが点在し、1つにつき2名まで宿泊可能。テントの天窓から森の景色を楽しめる。

・ 「少年自然の家」から引き継いだ「工芸館」には木工や陶芸の設備が残っており、地元の有識者や講師を招いたワークショップが開催される予定。広大な自然を活かして、「少年自然の家」と同様、星空観察、野草・山菜の採取調理、昆虫採集などの自然体験アクティビティも行われるという。

kanekon-930
3ヶ月でTOEIC615点から930点に! 商社マンがトレーナーと二人三脚でつかんだ900点の大台。
人気記事

「泊まれる公園」への期待

・ 「少年自然の家」は子どもしか利用できなかったが、「泊まれる公園」は大人も楽しむことができるとして、オープン・エーは静岡県内外から集客をはかる。同社は「泊まれる公園」のターゲットを以下のように設定している。

自然豊かでいろいろなアクティビティが展開される当施設は、地元住民の方々には日常の中で特別な体験ができる機会を、首都圏居住者には、約1.5時間のアクセスの良さを生かし、気軽に非日常を体験できる場として運営していきたいと考えています。
豊かな自然や公園内のアクティビティを楽しみたいファミリー層やカップル、友人同士など、感度の高い層の利用を想定しています。地元住民のみならず、首都圏からも沼津に訪れてもらうきっかけとし、地域や世代を問わずアクティブで好奇心旺盛な人たちに来訪してもらうことで、地域や世代を超えた交流が生まれるような運営を行っていきます。

(引用元:OpenA|日本初!“泊まれる公園”が誕生 「INN THE PARK」 2017年10月静岡県沼津市に開業決定

・ 沼津市でアウトドア・アクティビティやワークショップを提供している「Lot.n」(ロットン)の小松浩二さんは、改修中の「泊まれる公園」を見学したり、オープン・エーのスタッフに話を聞いたりして、以下のように期待を寄せた。

公園は昼間だけの場所というイメージがあるが、ここなら夜の公園も遊んでいい。一日中公園を遊び味わい尽くせるのだ。
子どもにとっては夜も遊んでいいなんて夢のよう。大人も子どもに戻って、また大人だから出来る公園の楽しみ方にワクワクするだろう。

(引用元:沼津ジャーナル|【求人】泊まれる公園に生まれ変わる旧沼津少年自然の家〜株式会社インザパーク〜

・ 「泊まれる公園」は、webメディアやSNSを通じて特に女性とみられるユーザーのあいだに広まっている。「楽しそう」「行ってみたい」と興味を抱く人のほか、「インスタ映えはしそう」と考える人もいる。「泊まれる公園」は2017年9月23日から宿泊予約を受けつけており、28日時点で「多数のご予約をいただいて」いるため、予約受付を一時的に休止している。

(参考)
泊まれる公園「INN THE PARK」
沼津市|少年自然の家記念誌 「軌跡」
OpenA|2017年10月|泊まれる公園「INN THE PARK」がオープンします。
OpenA|日本初!“泊まれる公園”が誕生 「INN THE PARK」 2017年10月静岡県沼津市に開業決定
沼津ジャーナル|【求人】泊まれる公園に生まれ変わる旧沼津少年自然の家〜株式会社インザパーク〜
Pouch|日本初の「泊まれる公園」が静岡県沼津市にオープン! 丸い“吊るし型テント”やワークショップにワクワクが止まりません♪
Twitter|INN THE PARK