毎日更新されている定番コーナー「はやり言葉辞典」から、テーマに沿った記事を厳選してご紹介します。今回は「流行語大賞2017 ノミネート発表! 『はやり言葉』から振り返る2017年」。

毎年話題になる、「ユーキャン新語・流行語大賞」。
今年もノミネートされた30語が公開されました。
12月1日、年間大賞語およびトップ10が発表される予定です。

この「はやり言葉辞典」でも、そのときどきに注目された言葉をピックアップしてきました。
今回は、ノミネートされた30語のうち、本コーナーで取り上げた10語をあらためてご紹介します。

今年の流行語を振り返りつつ、どの言葉が大賞に輝くのか予想してみましょう!

アウフヘーベン

問題の解決策が生まれ、より望ましい状態になること


東京都知事・小池百合子氏が使いはじめたことで注目された、ヘーゲルの弁証法における哲学用語。「対立する2つの問題を、どちらも否定することなく、むしろ統合して解決策を生み出す」という意味です。例えば、「ダイエットしたい」「でも、空腹だと悲しい気持ちになってしまう」という2つの問題があるとします。このいずれも否定せず、「カロリーが低く、腹持ちのよいものを食べてダイエットする」という解決策を考え出すのが、アウフヘーベンだと言えるでしょう。

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インスタ映え

日常をいかに美しく切り取るか


女性を中心に人気のSNS・Instagram。正方形の画像を投稿するのが特徴です。東京や京都といった観光地、おしゃれなカフェで食べる料理やスイーツなどの写真を、「Instagramで見栄えがするように」撮影することが習慣になっている人も少なくないでしょう。「はやり言葉辞典」では「インスタジェニック」として紹介されました。

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炎上○○

批判を集め、SNSによって拡散


発言や行動がインターネット上で多くの批判を受ける「炎上」。TwitterをはじめとしたSNSの普及によって、誰もが炎上してしまう可能性が生まれました。今年も、政治家やYouTuberなど多くの有名人が炎上しましたね。「炎上商法」のように使われることが多く、「はやり言葉辞典」では「炎上マーケティング」として紹介されました。

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Jアラート

緊急地震速報や弾道ミサイル発射情報など


正式名称は「全国瞬時警報システム」。災害や武力攻撃などの緊急情報を国から住民へ直接伝達します。ガラケーでもスマホでも受信できるので、通知が来ない・音が鳴らないという人は、設定や機種を確認したほうがいいかもしれません。

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忖度(そんたく)

「典型的な官僚世界の用語」


森友学園に関する政治報道で何度も使われました。「他者の気持ちを推察すること」という意味で、英語では「reading between the lines」などと訳されるそうです。使い方の例としては「○○さんの意志を忖度して動いた」といったところでしょうか。類語を挙げるのが難しい言葉です。

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ハンドスピナー

回しては止め、回しては止め


米国で人気が爆発し、日本でも4月頃から流行が始まりました。一見、回すだけの単純なおもちゃに見えますが、いくつか「技」の種類があるそう。新しい楽しみ方を自分で考え出すのもおすすめです。

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フェイクニュース

SNSによるネガティブな影響の大きさが露呈


単なる「誤報」と異なり、意図的にねつ造・拡散されるフェイクニュース。米国での大統領選挙に影響を与えたとして、大きな問題になりました。「ローマ法王がトランプ氏を支持」「クリントン氏は幼児を性的に虐待している」などがその例です。日本も無縁ではないのですが、抜本的な対策はなく、ニュースの受け手ひとりひとりが慎重に考えなければいけない、というのが現状です。「はやり言葉辞典」では「偽ニュース問題」として紹介されました。

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プレミアムフライデー

「帰れるわけがない」


月末の金曜には15時に仕事を終え、買い物や旅行でお金を使おうという呼びかけ……でしたが、最近ではあまり耳にしなくなったかもしれません。月末は多忙であることから、プレミアムフライデーの導入企業は多くなく、「失敗」ともささやかれているようです。15時帰りの対象となっていた人、身近にいましたか?

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ポスト真実

2016年から世界中で流行


「世論が形成される際に、客観的事実より感情的な訴えかけのほうが強い影響力を持つ状態」を意味します。「フェイクニュース」と並び世界中で使われるようになり、「post-truth」はオックスフォード大学出版局によって「Word of the Year 2016」に選ばれました。事実より感情を優先してしまうことの危険性は、日本でもすでに実感している人がいるのではないでしょうか。

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ワンオペ育児

「誰かに助けてほしい」


「育児や家事を親が一人きりで行うこと」の意味。ブログやSNSからは、共働きだけでなく専業主婦の女性の嘆きも聞こえてきます。配偶者が家事・育児を行わない、子どもに言葉が伝わらないなどのイライラから、肉体的・精神的に「限界」という声も。おむつブランド「ムーニー」のCMが炎上したのは記憶に新しいところです。

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このほかにも、「うつヌケ」「うんこ漢字ドリル」「AIスピーカー」「9.98(10秒の壁)」「共謀罪」「GINZA SIX」「空前絶後の」「けものフレンズ」「35億」「人生100年時代」「睡眠負債」「線状降水帯」「ちーがーうーだーろー!」「刀剣乱舞」「働き方改革」「ひふみん」「藤井フィーバー」「魔の2回生」「○○ファースト」「ユーチューバー」がノミネートされました。
果たして、どの言葉が2017年の流行語大賞となるのでしょうか。

今後も「はやり言葉辞典」は、「近ごろ耳にするけれど、いまいち意味がわからない」言葉を、ご紹介していきます!