テストやビジネス文書では気をつけたい。10の間違えやすい日本語。

文化庁の調査だと、「現代の日本語は乱れている」と感じている人は80%にも及んでいるそうです。 そこで、今回は間違いやすい日本語を10個ほどリストアップしてみました。 特に国語や小論文の入試、公的な文書で使うときは注意したいですね。

badge_Columns_100失笑

(笑ってはいけない場面で)思わず笑い出してしまうこと。おかしさのあまり噴き出すこと。 「彼の発言に失笑する」

最近では人を蔑むニュアンスで使っている人が多いですね。 蔑む場合は「冷笑」です。

badge_Columns_100姑息

一時に間に合わせようとすること。一時逃れ。その場しのぎ。 「姑息な手段」

これもよく間違えている人がいます。 「一時の間に合わせ」から転じて「卑怯な」という誤用が広まっていますね。 僕も誤用していました。

badge_Columns_100潮時

物事を始めたり終えたりするのに、適当な時機。好機。 「話しかける潮時をうかがう」

本来は「ちょうどいい時期」という意味ですが、「物事の終わり」という意味で使っている人が多いですね。

badge_Columns_100役不足

自分の地位や能力と比べて与えられた役が軽すぎること。役が軽くて不満なこと。 「役不足で物足りない」

僕もずっと「自分では手に負えない」という「力不足」の意味で使っていました。 ちなみに歌舞伎が語源らしく、大物俳優が小者役をやるような時に使われていたそうです。

badge_Columns_100おもむろに

落ち着いていてゆっくりと物事を始めるさま。ゆったりとしたさま。 「おもむろに立ち上がる」

これも「急に」とか「突然」とかいった意味で誤用している人が多いと思います。 漢字で書くと「徐に」です。 漢字を見れば意味は歴然としていますね。「徐々に」の「徐」です。

 

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badge_Columns_100後を絶たない

好ましくない事象が根絶できずにいるさま。連続して起こり、続いているさま。 「事故が後を絶たない」

好ましい出来事にも使ってしまいがちです。 実際は事故や取り立てなど、途絶えてほしい物事に使います。

badge_Columns_100敷居が高い

不義理をしたり、相手に迷惑をかけたりしているため、その人の家に行きにくいこと。 「三年もご無沙汰していて敷居が高い」

「自分には分不相応」、「手が届かない」という意味で使うのは誤りです。 「ハードルが高い」から転じて誤用が広まってしまったのかもしれません。

badge_Columns_100破天荒

今まで誰もしたことのないことをすること、さま。前代未聞 「破天荒な大事業」

「豪快で大胆な様子」で使っている人がかなり多いですね。 メディアの見出しなんかでも誤用が見られます。 僕も誤って覚えていました。

badge_Columns_100割愛

惜しいと思うものを、思いきって捨てたり、手放したりすること。 「紙数の都合で割愛した作品も多い」

単純に「不必要なものを切り捨てる」という意味で使ってしまいがちです。 実際は、惜しんでやむを得ずといったニュアンスが付加されます。

badge_Columns_100にやける(若気る)

男がめかしこんだり色っぽくすること。 「にやけたつ」

元々の意味は男色から来ているため、男子同士の恋愛事情になります。 「薄ら笑いを浮かべる」という意味はありません。 特に男子諸君、気をつけましょう。

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いかがでしょうか。 かなりの人が誤った意味で覚えていると思います。 公の場で使わないように心がけたいですね。 僕も今日から意識しようと思います。 確かに時代によって日本語は変化します。 「確信犯」のように、もはや本来の意味では完全に通じなくなってしまった単語もあります。 でもやはり、本来の意味を離れてしまうのは悲しいことですね。 これを機に正しい日本語を覚えましょう。 「若者の日本語離れ」なんて揶揄されないことを願っています。


東京大学文科三類所属。磐田南高校卒業。4歳からサッカーとピアノを始める。大学ではスペイン語を学んでいる。三島由紀夫とMr.Childrenをこよなく愛する。将来はスペインに住んで日がな一日レアルマドリードの試合を見て天寿を全うしたい。

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