みなさんは人生の中で死ぬまでにやりたいことって何がありますか?
「ドヴォルザークみたいな交響曲を作りたい」や「ハワイに永住したい」など、色々あると思います。 今回は、そんな人生の中で絶対にやりたいことを集めてリスト化してみたらどうだろうか、というお話です。
参考にしたのはこちら。
ロバート・ハリス著 講談社 2004年
やりたいことを100個挙げてみる
やり方は簡単です。 単純に人生の中でやりたいことを箇条書きにして挙げてみるだけ。 例えば、
・1年間に100冊読書する
といった努力型のことだったり、
・年収1億円の人間になる
という欲望型でも良いのです。 とにかく思いついたことをひたすらに書き上げてみましょう。 別に100個きっちりと挙げなくても大丈夫です。具体的に、思いつくだけたくさん書きましょう。
自分の人生と結びつける
上記の通り、リスト化したやりたいことを逐一自分の人生と結びつけて行きます。 「どうすれば実現できるか」とか「これは今でも出来そうだけどこっちは生活を変えないと無理だな」とか、そういう風に横に書き込んでいきます。 こちらも例を挙げてみます。
あなたが9時出社5時退社の会社員だとすると、行き帰りの電車の中と帰ってきてからベッドに入るまでの2時間を使って3日で一冊本を読み終わるとしたら、「1年間に100冊読書する」というやりたいことは叶いますよね。 生活を変える必要はありません。 この場合はそれを目標の横に書き込んで、実現の可能性ありとします。
一方で、あなたが年収400万円の会社員だとすると、さすがに1億円は今のままでは到達しないと思います。 その場合は、会社をやめて起業するなり副業を始めるなり、自分の生活を変化させなくてはなりませんね。 自分のやりたいことを実現するために自分の生活をどう変えれば良いのか考えます。
あとは行動に移すだけ
自分のやりたいことリストが出来上がったら、自分の今の生活と結びつけてみましょう。 今のままでも十分実現できるものもあるし、現状を変えなくては実現できそうにないものもあるかと思います。
ロバート・ハリスさんは、自分のやりたいこと全てを実行するために、それまでの自分の生活を変えました。
今回みなさんがリスト化するにあたって、今の生活とやりたいことの間に大きな差があるかもしれません。
もしかしたら、今自分がしていることは本当にやりたかったことではないと気づいて、これまでの生活に別れを切り出すきっかけになるかもしれません。
逆に、今までしてきたことが、自分のやりたいことを叶えるための最善の道だと気づいて、今までの自分は正しかったのだと、今後も同じ生活を続ける自信になるかもしれません。
いずれにせよ、これからの生き方に影響を与えることになるのは間違いありません。
紙とペン、あるいはスマホかパソコンさえあればできることなので、暇な時や行き詰まった時にやってみてはいかがでしょうか。
参考:ロバート・ハリス著『人生の100のリスト』(講談社、2004年)

