badge_Columns_100笑顔が「楽しい」をつくる

突然ですがみなさん、鬱病の治療の一つに「笑顔トレーニング」というものがあることをご存知ですか?

常に笑顔でいる、つまり口角をあげていると、脳が楽しいと錯覚して、幸せな気持ち、楽しい気持ちになるホルモンを分泌するそうです。

badge_Columns_100割り箸を横に咥えると…

以前の記事でもご紹介した、東京大学大学院 薬学系研究科の池谷裕二教授)の脳科学的知見より。

例えば漫画を読むとき、割り箸を「縦に咥えたとき」と「横に咥えた時」では、どちらが面白く感じると思いますか?
どちらでも変わらない気もしますが……

正解は、「横に咥えた時」だそうです。

これは、縦の場合は口角が下がったいわゆる「真顔」になるのに対して、横に咥えると口角が上がって笑顔になるからだそう。
笑顔でいると、面白い、幸せだと感じるホルモンがわき出してくるんですね。

脳は身体からの情報を元に信号を出しています。
だから、「笑顔」という身体の状態を先に作り、後から「面白い・楽しい」というホルモンを出すということが起こり得るのです。

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badge_Columns_100右脳を活性化させよ!

さて、ここまでは「笑顔でいると楽しくなる」というお話でした。
いよいよここから先は、この仕組みを利用した勉強法です。

やり方は簡単。
「口角をあげること」

それだけです。

みなさんは「好きな歌の歌詞は覚えられるのに、勉強のこととなるとどうして覚えられないのだろう。」思ったことはありませんか?

実はそれは右脳の状態に関係しています。

歌詞の方が覚えやすいのは、歌によって右脳が活性化されているため。
実は、右脳が活性化した状態では記憶力が高まるんです。

しかも、右脳は左脳に比べて容量がとても大きく、多量の情報を記憶することができます。
また処理スピードも、段違いに早いといわれています。

ところが、人間は言語を習得する課程で右脳を使用する機会が減ってゆき、大人になるころにはほとんど使われなくなります。
特に現代社会では、言語的・論理的思考が得意な左脳がメインになっていきます。

受験ではそれが特に顕著。
ほとんど左脳しか使われないのです。

これはとてももったいない話ですね。
記憶力の良い、パワフルな右脳をどうにか活性化させる方法はないのでしょうか。

brain

badge_Columns_100右脳を活性化させるには

右脳は、「楽しい」とか「面白い」といった感情に伴って活性化されます。

では、楽しくなるためにはどうするのか?

そうです、笑顔を作れば良いのです。

勉強中は常に笑顔を維持することで、楽しい・面白いという感情が生まれ、右脳が活発に働きます。

笑顔でいるといっても、図書館や自習室でずっと笑顔で勉強していたら目立ちますね。
1週間も続けたら「あの人ニヤニヤ勉強してて変な人だよ」と噂になるかもしれません。

別に歯をむき出しにしてニコッとしろとは言っていません。口元が多少歪むくらいの、ほのかな笑顔で構いません。ヨン様程度の。

どちらかと言ったら人目につかない自宅向けの勉強法ではありますが、マスクをつけたり、対面に人の目がない自習室だったり、環境を選べばどこでも実践できそうです。

これを機に新しい環境で、口角を上げての勉強はいかがでしょうか。


東京大学文科三類所属。磐田南高校卒業。4歳からサッカーとピアノを始める。大学ではスペイン語を学んでいる。三島由紀夫とMr.Childrenをこよなく愛する。将来はスペインに住んで日がな一日レアルマドリードの試合を見て天寿を全うしたい。