世界史は覚えることが多いしカタカナばかりでどうしても好きになることができない…

そんなことを思ったことのある方もいるのではないでしょうか。

しかし、学校で世界史の授業で、歴史上の人物のマル秘エピソードを先生が教えてくれると意外に記憶に残りやすかったりしますよね。実は航海王子の名を持つエンリケ本人は船酔いする人だった、とか。

そこで今回は世界史学習に役立つ、おすすめの歴史小説を3つ紹介します。


◆『ローマ人の物語』塩野七生著

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このシリーズはその名の通り、古代ローマについて書かれた歴史小説です。

単行本で全15巻の超大作ですが、非常に読みごたえがあり、古代ローマの王政期から滅亡までをダイナミックに描写しています。

ユーモアあふれる古代ローマ人、当時の高度な建築技術、人々の生活などがリアリティを伴って書かれており、約2000年も前の人々を一機に身近に感じられるようになります。

文量が非常に多いので、興味をもった時代に絞って読んでみるのもいいかもしれません。

個人的に、ポエニ戦争のカルタゴ陥落の部分の描写は感動的でした。


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◆『小説フランス革命』佐藤賢一著

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このシリーズも見ての通り、フランス革命について書かれています。

単行本で第一部、第二部それぞれ6巻ずつ、計12巻の超大作です。

フランス革命といえば、貧困にあえぐフランス国民の不満が爆発した結果、ブルボン朝が打倒され、

ルイ16世がギロチンで処刑されてしまう…。こうした流れをイメージする方も多いと思いますが、

この本を読めば実際はそんなに単純なものではない、ということがわかると思います。

例えば、ルイ16世は「無能」だったと言われていますが、この小説でブルボン家が実はフランス国民に信頼されていたということがわかります。

他にも教科書には書いてないエピソードがたくさん書かれています。

非常にテンポがよく、読み応えのある作品ですね。


◆『三国志』吉川英治著

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みなさんおなじみの三国志です。中国史は王朝が次々に登場するので、厄介で敬遠しがちな人も多いと思います。

そんな中国史の中でも春秋戦国時代に焦点をあてた吉川氏による三国志はおすすめです。

三国志、といえば漫画やゲームでも何度も取り上げられていますが、吉川氏が執筆した三国志は

明の時代に羅漢中によって書かれた『三国志演義』がベースになっています。

『三国志演義』はそもそも、春秋戦国時代の中国の歴史を一般市民にもわかりやすいように書かれたものなので、これをもとにした吉川氏の『三国志』も非常に読みやすく、数多くの英雄たちが登場します。

日本の歴史もとてもおもしろいですが、中国史で注目すべきはやはり、圧倒的なスケールです!

広大な国土で繰り広げられた数々の戦乱や権謀術数、英雄たちの活躍は必読です!

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以上、世界史学習にオススメの小説を3作ご紹介致しました。勉強の合間にぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

受験勉強の気分転換のつもりで、リラックスして読んでみてください。

いろいろなエピソードを通じて、世界史のことがもっと好きになると思いますよ。


東京大学法学部に所属。長崎東高校卒業。大学では法律よりももっぱら語学の学習に精を出している。長期休暇の海外旅行や自転車旅行が日々のモチベーション。