プロジェクトを成功させたい、営業で大きな案件を獲得したい、昇進したい、海外で働きたい。仕事をしていると、大小に関わらず何かしらの目標ができてきます。学生であれば、目標とする進学先や企業がある方もいらっしゃると思います。

しかし、今のまま仕事を続けていても何も変わらないかもしれない、何を頑張ればいいのかわからない、と不安になることもありますよね。スキルアップのために語学や資格取得の勉強は、もちろん仕事で活かせることがありますが、本当にそれだけでいいのでしょうか?

もしかしたら、あることを習慣にするだけで、仕事の効率化や仕事へのモチベーションがアップするかもしれませんよ。今回は、誰でも取り入れやすい、成功者が実践している朝の習慣を紹介します。

なぜ“朝”がいいのか

近年、「朝活」という言葉をよく耳にします。ランニングやヨガなどの運動はもちろん、英会話や交流会など幅広いジャンルがあるので、早起きさえできれば日常に取り入れやすく、実践している人も多いでしょう。

夜は、就寝時間やプライベートな時間などを自己管理できるため、ついダラダラしてしまいがち。それに比べ、朝は仕事に行く時間といった制約があるため、集中しやすいのです。

また、早朝勤務を促している企業も多いそう。早朝は、ストレスや疲労がないため、記憶力や思考力が高まり、集中しやすいのだとか。インターネット広告のオプトでは、おにぎりやシリアルなどの朝食を無料提供しています。しっかりと朝食をとることで脳の働きが活発になるため、仕事が捗るそうです。

「早朝は頭がすっきりして疲労感がなく、仕事に集中しやすいです。体調が良い人が多いためか、打ち合わせの効率も上がります。帰宅時刻を決め、それまでに仕事を終わらせるようになったので、残業時間は減りました」

(引用元:NIKKEI STYLE|早朝勤務なぜ広がる 残業減のほか思わぬ経済効果も

仕事に限らず、趣味や勉強を朝に行なうことで、仕事だけでなくプライベートも充実させることができます。

多忙な社会人に "学習戦略" を。「90日でTOEIC855点」を実現したプロトレーナーの戦略
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成功者のほとんどが朝型人間

アップル創業者の1人であるスティーブ・ジョブズが朝活をしていたのは有名な話です。その他にも、アップルのティム・クック最高経営責任者やウォルト・ディズニーのボブ・アイガー会長兼CEOは、毎朝運動をしていたそう。

ベンジャミン・フランクリンは、1日の目標を決めていました。

毎朝午前4時に起床し、一日の予定を細かく立てていた。堅実な目標を設定することには効果がある。できる限り慎重にその日の計画を立てることで、目標を実現できる可能性は大幅に高まるのだ。

(引用元:Forbes Japan|大成功した人たちが毎朝7:30前にしている7つのこと

アメリカ大統領となったトランプは、3時間ほどかけて各地の新聞や雑誌、本を読むことを長年続けていたのです。その習慣のお陰もあって、大統領になれたのでしょう。

また、夜型のイメージの強い作家の中にも朝型を公言する人も。国内外で高い評価を得ている村上春樹氏や『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した村田沙耶香氏もまた、早朝から執筆しているそうです。

このように、企業や国のトップに立つ人に限らず、何かを成し遂げた人には朝型人間がたくさんいます。

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まずは簡単なことから始めよう

“朝活”と聞くと少しハードルが高く感じてしまう人もいるでしょう。そこで、まずは簡単なことから始めてみるのはいかがでしょうか?

習慣化させるためには、高く目標を設定せず、確実にこなせることが大切です。成功者が実践している朝の習慣を参考にしてみましょう。

1.読書
朝に限らず、読書をすること自体にメリットがあることは、Study Hackerでもこれまでに紹介してきました。
「読書なんてしなくても特に困らない」からこそ、読書をすれば圧倒的に優位に立てる。
読書家は長生きする!? 1日たった30分の読書が、私たちにもたらすもの

「○分間」と時間を決めても良いですし、「○ページ」と決めることで読書のハードルを少し下げることができます。本を読むのが苦手な方は、薄い本や文字の大きい本、趣味の専門雑誌などでも良いでしょう。

2.新聞やニュースをチェックする
世の中の流れを知ることは自分の知識を高めるだけでなく、仕事にも役立つでしょう。電子版もあるので、新聞を取っていない人でも手軽に読むことができます。通勤中に電車内で読んでいるという人は多いと思いますが、満員電車の中では気が散ってしまい、読んでいても頭にはなかなか入ってこないこともあるはず。一度、家で集中してしっかりと読んでみるといつも以上に情報がインプットされるでしょう。

毎朝、テレビでニュースを流し見している人は、5分だけでも集中して観るというのはいかがでしょうか?

3.しっかりと朝食をとる
20歳以上の男女を対象に「朝ごはんの実態調査」を行なった結果、「朝食の頻度は週5日以上」と答えたのは全体の78%でした。これだけを見れば多くの人が朝食をとっているように思いますが、簡単に食べられることを重視しており、朝食の時間は5分以上15分未満が多かったのです。

すでに朝食は習慣になっているという人でも、パン1枚など手軽に済ませていませんか? せっかくならいつもよりも時間をかけてメニューを増やしたり、食べるようにしてみましょう。同僚や先輩後輩、友達と約束をして、一緒にカフェで朝食をとってから出勤するのもオススメです。これなら嫌でも起きられそうですよね。

こういったちょっとしたことが習慣になったら、ランニングや勉強をするなど、少しハードルをあげてみてください。早起きが苦手という方は、「いつもより15分早く起きる」など少しずつ早起きに慣れていくようにすると良いでしょう。

朝活をすれば必ず成功者になれるとは限りませんが、効率良く仕事をすることができるといったメリットがあります。まずは、無理のないように自分ができることから始めてみましょう。

(参考)
NIKKEI STYLE|早朝勤務なぜ広がる 残業減のほか思わぬ経済効果も
Forbes Japan|大成功した人たちが毎朝7:30前にしている7つのこと
ZUU Online|トランプ氏成功の秘密は「朝型」にあった!?
MACROMILL|朝ごはんの実態調査