似たような作業をしているのに、全く捗らないときと、すごく捗るときってありませんか? 英単語の暗記で、昨日は全然頭に入ってこなかったのに、今日はすらすらページが進む、とか。 何時間考えても浮かばなかった良いアイデアが、何も考えていなかったときにふっと浮かぶ、とか。 みなさんも体験したことがあると思います。 その差は、脳が活発に活動している時間帯かどうかによるものかもしれません。 今回紹介するのは、頭が冴えてる時間帯「脳のゴールデンタイム」を最大限に活用する方法です。
自分の「脳のゴールデンタイム」はいつか把握する
Study Hackerでは以前、暗記に適しているのは食事の30分前だと紹介しました。「暗記嫌いに朗報!? 暗記にはゴールデンタイムがあった!」 また、「一夜漬けはもう古い! メリットだらけの『一朝漬け勉強法』」では朝の勉強を勧めています。 おそらく個人差もあるはず。 上二つのコラムを参考にするのもいいですし、「今ワタシ冴えてる!」と思ったときは時間を確認し、覚えておくようにしましょう。その時間がきっとあなたのゴールデンタイムです。
ゴールデンタイムを最大に活かす3つの方法
せっかくのゴールデンタイムですが、活用しなければ意味がありません。 活用するために事前に準備をしておきましょう。 準備は大きく分けて三種類あります。
1.どうでも良い雑用はそれまでに終わらせておく。 ゴールデンタイムがただの書類整理などに消費されてしまうのは非常にもったいないことです。
2.他人に邪魔されないようにする。 ゴールデンタイムにはなるべくLINEやtwitterなどのSNSは遠ざけ、誘惑に負けないようにしましょう。
3.ゴールデンタイムに行う作業の準備をしておく。 「時間力」の養成を勧める経営コンサルタントの小宮一慶さんによれば、「スタートダッシュしやすい状態を準備しておく」ことが大切なのだそうです。 小宮さんの場合、ゴールデンタイムは朝起きてすぐ。 この時間帯を最大限に活用するため、前の夜のうちに机を綺麗にしたり、書く予定の原稿の資料などをそろえておいたりするそうです。 このような準備はいつでもできることですよね。 それを終わらせておけば、さっと作業に入れるはずです。
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いかがでしたか。 あなたが知らない間に過ぎてしまっているかもしれないゴールデンタイム。 ぜひ活用してみてください。
参考 小宮一慶(2009)「どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座」ディスカヴァー・トゥエンティワン

