みなさんは、自分の文章力に自信がありますか。学生ならレポートや卒業論文、社会人の方であれば企画書や報告書など、文章を書く機会はきっとたくさんあるでしょう。筆者も学生でありまたライターのはしくれ、自分の文章力を高めたいと努力の日々を送っています。

しかし、文章力は一朝一夕で身につくようなものではありません。言葉がうまくつながらなかったり、正確に情報を伝えようとして逆にまわりくどい文章になってしまったりすることも少なくありませんよね。そこで今回は、文章力を向上させるための3つの練習方法についてお伝えします。

文章力の大切さ

文章力を身につけることが、どうしてそれほど重要なのでしょうか。

それは、文章力が高いほど、自分の考えを的確に相手に伝えることができるから。例えば、効果的な表現を場面に応じて使い分けられたり、相手に合わせて適切な表現を用いることができたりなど、相手にとって読みやすい文章が書けることは、自分の主張を相手に伝えるためにはとても重要です。

仕事では、相手を説得したり、また共感してもらったりすることなどが必要になりますよね。もちろん、書く能力が話す能力に直接つながるというわけでは必ずしもありませんが、書面やメールによるコミュニケーションにおいては、高い文章力がおおいに役立つでしょう。

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文章力のトレーニング方法

では、私たちはどのようにすれば自身の文章力を高めていくことができるのでしょうか。具体的な方法を3つご紹介します。

1. インプットの量を増やす
文章を書く際、自分の頭にあることをただ並べるだけでなく、新たに情報をリサーチして参考にすることもしばしばあるでしょう。しかし、参考にする情報量が少ない、もしくは情報の質が低いと、書く文章の質も下がってしまいます。

そうならないためには、情報のインプットの量を増やしましょう。仕入れる情報の量を増やせば、その中から信用に足る適切な情報を取捨選択することができ、自身が書く文章の信頼性を高めることができますよ。信頼できる情報かどうかを判断するには、本や新聞、webサイトなどの執筆者情報を手掛かりにしたり、知り合いから聞いた情報であれば、その人のプロフィールや情報の根拠を聞いてみたりすることも重要です。さまざまな視点からの情報が集まると、客観性がより増してきます。

また、こうしてインプットしたものの中から、自分のお手本となる文章を探してみるのも良いかもしれません。雑誌やweb上のコラムなど、私たちが普段読んでいるものの中にはさまざまな文体の文章がありますよね。お手本を真似しながら文章を書くようにすれば、分かりやすい文章の書き方が自然と身につくことでしょう。

2. 読者を「1人」に決める
たくさんの人に読んでもらう文章を書きたいときには、まず読者を1人だけ想定して書いてみてください。みなさんの中には、「たった1人の読者に対して書いたとしても、それ以外の人には伝わらないのではないか」と不安に感じた方がいらっしゃるかもしれませんね。しかし、数多くの著書を持つライターの上阪徹氏によれば、最初からたくさんの人を想定すると文章の方向性がぶれてしまい、結果として誰にも伝わらなくなるのだそう。意外ですよね。

ターゲットとなりそうな人を自分の知り合いの中から1人選んだり、「20代の新入社員で、企画書を作成しようとしているが伝えたいことをうまく表現できず悩んでいる」などと自分でターゲットを設定したりしても構いません。読み手のイメージが決まったら、その人が知りたいと思うような情報を盛り込み、読みたいと感じてもらえるような構成の文章を作るようにすると、分かりやすい文章になりますよ。

3. 日をおいて読み返す
文章を書いている最中にはなんとも思わなかったのに、あとで読み返してみると、表現がおかしかったり論理が破綻していたりする部分が多々見つかるということはないでしょうか。

ですから、一度文章を書き終えても、そこですぐ終わりにしてしまうのではなく、1日2日おいてから文章を推敲するようにしてみてください。そして直すべき理由も一緒に考えてみましょう。誤字脱字がある、主語と述語が合っていないなど自分の間違いやすい傾向がわかれば、その点に気をつけるだけでも文章力は向上するに違いありません。

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読んでいて気持ちの良い文章が書ける人は、周囲からの評価も高まるはずです。みなさんも、文章を書く際にはお伝えした練習方法をぜひ実践してみてください。

(参考)
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