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定期テストでも、入試でも、資格試験でも、何でも構いません。試験時間中の見直しはきちんとしていますか? 見直しとは、解き終えた問題の解答をもう一度確認する作業のこと。時間が少しでも残っているのなら、絶対に見直しはするべきです。

どんなに完璧にできたと思っても、ケアレスミスを全くしていないなどと言い切ることができるでしょうか。見直しでケアレスミスに気付いたなら、何点かの点数アップが見込めます。問題文を読み違えて大問一つ全て間違えていた、といった場合の大量失点も、見直しで防ぐことができるでしょう。

私自身、ケアレスミスが多いにも関わらず、見直しをさぼりがちな高校生でした。単位を書き忘れたり、単純な計算をミスしたりするのはよくあること。「三井財閥以外の財閥を二つ答えよ」という問題に「三井財閥」なんて回答したこともありました……。そんな私が、ケアレスミスを減らすべくある見直しの方針を立てたところ、ミスを大幅に減らすことに成功したのです。

今回は、京大生の私が高校時代から実践している見直し法をご紹介します。

準備編~解答作業中のステップ

効率よく見直しを行うために、問題を解く時点でしておくべきことがあります。それは二つ。①手応えを表すマークを1問ずつ付けること、②途中の計算式は整理しながら書くこと(計算する科目の場合)です。

①手応えを表すマークを1問ずつ付ける

解いたときの手応えに応じ、○/△/×のいずれかのマークを付けます。完璧に解けたと思ったら○、一応解いたけれど自信がないと思ったら△、解けなかったら×を問題用紙に書いてください。

②途中の計算式は整理しながら書く

数学など計算する科目の場合は、見直す時に一目でどの問題の途中式なのかが分かるよう、なるべくわかりやすく計算式を書くようにしてください。試験中は時間が無いからと言って殴り書きで計算せず、可能な範囲の綺麗さでよいので、なるべく読みやすい文字で計算するようにしましょう。その際、自信がない途中式にはアンダーラインを引いておきましょう。

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見直し本番編~解答作業中のステップ

さて、問題を全て解き終わったら見直しに取り掛かりましょう。ここで時間はどのくらい残っていますか。もちろん理想は全ての問題を見直すことですが、残り時間次第では難しいこともありますよね。次のような手順で、優先順位を付けて見直しをしましょう。

1.解答欄だけ見る

まず真っ先にやるべきなのは、「解答欄だけ見る」見直しです。この見直しは、単位の付け忘れ、欄の間違い、漢字の書き間違いなどのミスを無くすために行います。一番簡単にミスを発見することができますし、訂正もすぐに終わります。真っ先に取り掛かりましょう。

2.△の問題の見直し

次に、自信がなかった△の問題の見直しを行ってください。そのままでは間違えている可能性が高いけれど、改めて解き直せば正解を導き出せる可能性も高いのがこのタイプです。

見直しに重要になってくるのが、途中式に付けたアンダーラインです。全てを解き直している時間がない時は、アンダーラインが引いてあるところだけやり直し、計算のし直しや記述の付け足しなどを行いましょう。

3.×の問題の見直し

△の問題の見直しが終わったら、次は×の問題の見直しです。解けなかった×の問題の見直しは、見極めが大切です。時間を無駄にしないために、見直しによってどれぐらい解けそうかを検討してください。

時間をかければ解けそう、もしくは完答はできなくても部分点は取れそうだと思ったら、×の問題の見直しに取り組みましょう。そして、出来るところまでやって、これ以上は無理と思ったら、次のステップに移りましょう。全く解けそうにない場合は、×の問題はスルーして、次のステップに移りましょう。

4.○の問題の見直し

次のステップは、○を付けた問題の見直しです。自信がある問題ほどケアレスミスが多いもの。ここを落としてしまうのは非常にもったいないですから、慢心せずに○の問題も見直しをしましょう。出来たと思い込んでいると、明らかな間違いであっても見逃してしまうことがあります。この段階に来てもまだ時間が残っているようなら、解き直してみることをおすすめします。

そして、○の問題の見直しを終えてもなお時間が余っていた場合は、もう一度前のステップに戻って×の問題に取り組みましょう。

***
以上が見直しのステップです。この見直し法を実践すれば、無駄な間違いは必ず減らせるはずです。面倒に思うかもしれませんが、見直しの手順が決まっていれば面倒だと思う気持ちも軽くなるものですよ。

見直したことで2点、3点しか変わらないとしても、それが合否の分かれ目になることもあります。見直しを徹底して、自分の実力を出し切りましょう。


京都大学工学部電気電子工学科一回生。カリタス女子高等学校卒業。宇宙開発に興味あり。高校では演劇部に所属。文化祭執行部に入り、文化祭に積極的に参加。大学では硬式女子テニス部に所属。