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「やばい、センター直前なのに、古文の勉強が全然できてない……」
と焦りまくっている受験生へ。特に理系の受験生に多いのではないでしょうか。でも大丈夫。そんなあなたに、筆者が年明けからの勉強で8割の得点を獲得した、センター古文の勉強法を紹介したいと思います。

確実に押さえるべきは文法

古文が全く分からない人は、もう何から手を付けていいのかさっぱり分からないと思います。ここで中途半端にいろいろなことに手を出すとドツボにはまります。
まず最初にやるべきは、文法。なぜなら、古文の文法は現代語のそれとは大きく異なるから。例えば動詞にくっつく「ぬ」という文字。現代文であれば「言わぬ」「行かぬ」という「否定の助動詞の連体形」の意味しかありません。しかし古文には、「〜してしまった/〜した」と訳す、「完了の助動詞の終止形」もあります。(例:八橋といふ所にいたり。 八橋というところに到着した。)試験ではこういった、現代語と異なる使われ方をするものが狙われがちです。
文法を理解する、覚える、と言うと、膨大な量をイメージして始める前に挫折してしまうかもしれません。しかし、古文の文法はやり始めてしまえば覚えることは意外と少ないもの。まずは嫌々でも文法の解説を開いてみてください。すぐに自分のものとして活用出来ることに気がつくと思います。

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センター流古文単語の覚え方

さて、文法を一通り理解したら次は単語です。しかし、数が限られている文法と違って、この時期から単語を完璧にすることは困難です。ならば、覚えるべき単語を絞りましょう。僕がオススメする単語の覚え方は

「1語1意の単語」と「多義語」→「現代と違う意味の単語」と「古文特有語」
の順番で覚えていくことです。

まず「1語1意の単語」と「多義語」は、現代でも同様の意味で使われていたり、漢字を見れば意味のわかる単語が多いので、比較的簡単に覚えられます。それが終わったら次に、手間のかかる「現代と違う意味の単語」と「古文特有語」に取りかかりましょう。

単語暗記に最適な参考書

ただ、単語帳からどの単語が1語1意なのか、多義語なのか抜き出すのは時間も足りないし、あまりに大変です。そこでオススメなのがこの参考書。


『望月センター古文講義の実況中継』

望月 光
語学春秋社 改訂版 (2006/10)

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この本は、センターで点を獲ることのみに重点を置いています。つまり、センターレベル以上の難解な語や複雑なものは載っていないので、無駄な労力を使う必要がありません。特に単語では1語1意の単語、多義語などを分類して紹介しているため、覚えるべき優先順位もすぐに分かります。

どのようにして勉強していくか

この参考書は実際の10回の授業を1冊の参考書にしたものです。ただし、1回目の内容はガイダンスなので実質9回の授業です。1回の授業分の内容は僕の場合は、1時間半程度で読み終えることができました。1日1時間半をかけて古文を勉強し、スキマ時間で音声CDを利用して単語を覚えていくと良いのではないでしょうか。
全部終えたあとは過去問に挑戦してみます。5年分はやっておきたいところですね。そうすれば、年明けからでもセンター古文のための実力は十分つきます。

実際、僕はこの方法で古文で8割を獲ることができました。まだ古文の勉強ができていない、という方にはぜひオススメします。


早稲田大学創造理工学部総合機械工学科に所属。ICU高校出身。現在は機械の勉強をし、将来的にはセンサーや画像認識技術を勉強したい。