Woman doing housekeeping stuff at home

明日のテストのために勉強しなきゃいけないのに、掃除をしたり、漫画を読んだり。
気づいたら日付が変わってる!慌てて勉強を始めて、テストにぎりぎり滑り込み……。
こんな経験、したことないですか?
この行動には、私たちの自分を守りたいという、ある心理が働いているんです。
その心理に立ち向かって、やる気スイッチを簡単に押す方法を紹介します!

badge_columns_1001711課題から逃げてしまう心理

最初に述べた行動の背景には、『これからやることに自信がないから、不利な状況を作っておいて言い訳の材料を用意する』という心理があります。
この心理のことをセルフ・ハンディキャッピングと言います。
あまりぴんとこないかもしれません。

別のことをしてしまうのは、単純に勉強がしたくないからじゃないか。
でも、冒頭のようなことがあった後で、受けたテストが返ってきた時。
こう言い訳している自分がいませんか?
「あの時部屋の掃除をしていなければ、もっといい点とれたのになあ」
まさにこの言い訳のための、セルフ・ハンディキャッピングなのです。
失敗した時には課題遂行のために障害があった(掃除や漫画)と言い訳ができ、成功した時にも、あの障害があったのに成功できた、というように自分の能力を高く評価できる。

いずれにせよ、失敗したり、自分の能力が期待していたほどでないかもしれないということを恐れて、自己防衛をはかろうとする結果起きるのがこのセルフ・ハンディキャッピングです。
セルフ・ハンディキャッピングをずっと続けていては、自己愛や自尊心は適当に満たされるかもしれないけれど、本当の自分をきちんと見つめて、最大限の努力を発揮することはできません。
そんな自分を脱するためには、やるべき課題に立ち向かう勇気とやる気が必要になってきます。

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badge_columns_1001711脳内のやる気発生の仕組み

さて、今度は逆に、勉強を仕方なく始めると、最初は面倒だったのに、気がつくと集中して取り組んでいたという経験はありませんか?
このように、作業を始めると集中力が高まることを、心理学者クレペリンは「作業興奮」と名付けました。

やる気発生装置である脳の部位を側坐核(そくざかく)といいます。
この側坐核は、「やらなきゃ」という意識だけでは働いてくれません。ある刺激を与えることで、ドーパミンというやる気ホルモンが側坐核から出ている状態にする必要があります。
その刺激というのが、先ほど出てきた作業興奮。すなわち、『とりあえずやってみる』ということなんです。

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badge_columns_1001711やる気スイッチを押す方法!

でも、とりあえずやれていたら、苦労しないですよね。
とっておきの方法があります。『体を動かすこと』です。呼吸が早まると、脳が「やる気が出ているかも!」と錯覚して、やる気がアップするのです。

運動が苦手でも大丈夫。ガッツポーズなど力強いポーズをとるだけでも、やる気はアップします。
私も、冬の朝、寒くて行動するのが億劫な時に、ムキムキポーズのようなものをしてみると、不思議と動くことができるんです。だまされたと思って、皆さんもやる気が出るポーズを考えてみてください!意外と楽しいですよ。

今やる気がでなくてセルフハンディキャッピングしちゃっている人、ちょっと姿勢をただして、元気なポーズをしてみてください!
やる気はみなぎってきましたか?
さあその調子で、机に向かってみませんか。

参考:
セルフ・ハンディキャッピング( 自己ハンディキャッピング、Self-handicapping)
やる気のスイッチ!クレペリンの作業興奮をためしてガッテンが検証。側坐核からドーパミン!
心理学入門>作業興奮
ためしてガッテン!やる気低下が危険信号 脳の異変を発見せよ
血糖値>脳力アップが勝負、脳の「やる気」を出す方法

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