聴講力 — 深い理解は「聴き方」で決まる。

講義形式の授業のなかには、思わず聴き入ってしまう優れた授業がありますよね。講師の方の技量や話術には驚かされるばかりです。

一方で、眠くて仕方のない退屈な授業があるのも事実。今回は、どんなに退屈な授業でも集中力を保つことができる「聴き方」をお教えします。

質問を3つ考える

人の話に耳を傾け、素直に理解して受け入れようとするだけでは、集中力を保てません。自分の頭で話の内容や問題をかみくだき、疑問を抱くことで、脳を活性化させることが必要なのです。

授業中に集中力を保ちたいのなら、「3つ以上」質問を考えるようにしてください。たとえば、「先生はこうおっしゃいましたが、それに対しこのような意見も考えられます。その点についてはどうお考えですか」という質問は、自分が講師の話に同意できなかった際に使いやすいですね。講師が頑固だとしても、へそを曲げることなく反論を聞いてくれるでしょう。また、「先生のお話のこの部分が理解できなかったのですが、詳しくご説明お願いできますか」という質問は、話に関心を持ち理解しようと努める積極的な姿勢が伝わるので、講師は親切に説明してくれることでしょう。

聴講力

教材に授業内容と自分の意見を書き込む

授業に集中したいのなら、講義の内容をノートに整理しつつ書くのも有効です。そして、内容をまとめるだけでなく、自分の意見と比較してみると、上述した「3つの質問」が思いつきやすくなります。

授業内容について思うことを、言葉にして書いてみましょう。講義において重要なポイントや補うべき情報だけでなく、自分の考えを書くのです。しかし、書くべきことが多すぎて、ノートにいちから書くのは現実的でないかもしれません。

なので、指定のテキストや配布されたレジュメなど、講義内容がまとめられた資料に、直接書き込んでしまいましょう。しかし、考えたことを次々に書き込んでいくと、資料の余白はどんどん埋まって読みづらくなるはず。せっかくの資料を損なわないため、以下の2つの方法をオススメします。

  1. 教材のコピーに書き込み、書き込みを教材本体に整理しながら書き写す。
  2. 教材のコピーに書き込み、重要な書き込みにペンで下線を引いたり丸で囲んだりする。

1は時間に余裕のある人、2はない人におすすめです。どちらの方法でも、資料を読み返すことで授業が追体験でき、復習としても充分な効果があります。

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集中力を保って講義を受けるコツをご紹介しました。紹介した方法を実践すれば、「聴いていない」状態から、「単に聴いているだけ」、そして「聴き入って理解する」まで、聴き方が飛び級のように向上していくでしょう。


東京大学文科一類所属。東大寺学園卒業。現在は一般社団法人Bizjapanにて海外戦略と国内渉外を担当。とにかく面白いことが好き!教育問題全般に興味あり。

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