Surprised boy reading book

「昨今はたくさんの情報であふれています。テレビ、インターネット、ラジオ、新聞など数多くのメディアから大量の情報が提供されます。だからこそ、それらの情報が正しいかどうか私たちは判断しなくてはなりません。」

よく言われるメディアリテラシーの考え方ですよね。この「疑う」というメディアリテラシーの姿勢、実は物事を深く理解し、そして自分のものにするうえで、とても有用な考え方なのです。

今回はそんな「疑う」ことについて紹介したいと思います。

badge_columns_1001711物事を「疑う」、クリティカル・シンキング

何かを疑ってみる、という考え方は論理的思考法の一種で、「批判的思考」または、「クリティカル・シンキング」と呼ばれています。クリティカルシンキングを説明した言葉がこちらです。

クリティカル・シンキングとは、あらゆる情報に対して批判的な思考を働かせて分析する習慣のことを指します。逆にあらゆる情報を無批判に受け入れているならば、クリティカル・シンキングが欠如した状態であるといえます。

クリティカル・シンキングとは、情報や他人の結論を「ただ否定する」だけの発言を指すのではありません。結論を支える根拠に対して、「本当にそうなのだろうか?」と疑問を投げかけ、最終的には自分の頭で判断する習慣のことをいいます。
引用元:論理的思考力と論理的な討論 議論 ディベート ディスカッション|論理的な反論の仕方

クリティカル・シンキングでは最初の情報を一度否定します。
一旦否定することで、自分の頭で考えることができるようになります。最終的に最初の情報と同じ考えに落ち着いたとしても、深く理解することができ、長く頭に残ります。

このクリティカル・シンキングは勉強に生かすことができるのです。その方法の一例について紹介します。

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badge_columns_1001711解答を疑え!

勉強するときに疑う対象は、解答です。勉強する際に、問題集を使ったりしますよね。その解答を疑うんです。やり方は次の通りです。

1、答えが本当に正しいかどうかを疑う。
2、なぜ答えのとおりになるのかを考える。
3、自分の答えとすりあわせする。

この方法で勉強すると、単に無批判に解答を受け入れたときより、理解度が深まります。
結果的に、手順を覚えやすくなったりもしますね。

手順2の途中で別の解法が浮かんできたら、そちらも試してみましょう。その方法でも答えが導ける場合、どちらがより効率的で自分に合っているか検討してみてください。

問題の解答を「クリティカル・シンキング」することで、より深い理解が得られますね。

参考文献
「クリティカルシンキングとは」


早稲田大学先進理工学部生命科学科所属。松本深志高校出身。大学では理系分野を浅く広く勉強している。