badge_Columns_100文化史、お好きですか?

歴史の勉強にはつきものの「文化史」。
淡々と作者名と作品名をつないでいく作業が苦手だ、退屈だ…という人は多いのではないでしょうか。

世界史なら、「ラオコーン、オデュッセイア、デカメロン、エラスムス、ビザンツ様式、……」と、何だか呪文を唱えている気分。

日本史なら、「止利仏師、不空羂索観音像、十一面観音像、洛中洛外図屏風、本阿弥光悦、……」と、何だかお経を唱えている気分。

こんな時、効果的な方法としてよく言われるのが、「資料集などで、作品の写真などを見ながら覚えよう」というもの。
しかし、私は、あまり資料集が好きではありませんでした。
なぜなら、写真が小さいから。いまいちリアリティに欠けるんですよね……。

たとえば、法隆寺にある玉虫厨子。あれの高さがどのくらいか、ご存知でしょうか?
答えは233センチメートル。なんと、大人の身長よりも高いんです。
しかし、高校生の頃の私は、図表の写真を見て、小さめの本棚くらいのサイズだと思っていました。

このように、図表の写真だけでは、大きさを伝えきれないなど、実物のもつリアリティが損なわれてしまうことがあります。

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badge_Columns_100頼りになるのはやっぱりGoogle?

実物のリアリティを感じ取る最善の方法は、やはり実物を見ることですが、そうはいっても受験生。
「世界美術館・博物館ツアー」なんてしている暇はありません。

そんな私がやっていた方法は、ズバリGoogleを使うこと。

「なんだ、ただ単に画像検索するんだろ?」
そう思ったアナタ、残念! Googleには、じつはもっとすごい機能があるんです!

Googleは、2011年から、「Google アートプロジェクト」というプロジェクトを進めています。
これは、世界中の美術館・博物館などと協力して、古今東西の芸術作品をweb上で、超高画質で見られるようにする、という計画で、現在、32,000点以上の作品を見ることができます。

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badge_Columns_100この臨場感は、感動的でさえある

これのすごいところは、その鮮明さ。

たとえば、レンブラントの名画「夜警」を見てみましょう。
GoogleのArt Projcetのページ、上部の検索窓に「夜警」と入れてみてください。
レンブラントの代表作が画面に表示されます。右上の拡大バーをスライドさせて、拡大すると……。

絵の具のひび割れまで…こんなに鮮明に見ることができるんです。現実にアムステルダムの国立美術館に足を運ぶことは難しくても、こんなにも鮮明に絵画を目にすることができます。

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初めてこれを見たとき、私は強い衝撃を覚えました。
そんなショックを覚えたものを忘れるはずもありません。

絵画だけでなく、さまざまな出土品なども公開されています。
文化史に限らず、時代ごとの特徴を学びとることもできるでしょう。

このような芸術作品をたくさん目にすれば、受験に役立つだけでなく、感性が豊かになっていく気がします。単調な文化史の暗記作業を、インターネットを介した芸術鑑賞に。この夏、あなたの教養もアップするかもしれません。

参考:
Wikipedia Google アートプロジェクト


東京大学文科二類所属。明星高等学校卒業。東京でも大阪弁を貫く決意で日々を送っている。現在は、有名フリーペーパー制作にかかわり、多くの企業の協賛を獲得している。