分厚い本は「やる気の大敵」
秋が深まってきました。 受験勉強も、一段と本格化してきたことと思います。 そろそろ過去問演習を始めている、という方も少なくないのでは?
しかし、過去問演習の際の悩みのタネといえば、過去問が非常に分厚いこと。 一冊入れただけで、カバンは格段に重くなりますし、カバンの中でスペースも取ります。
かといって、やる部分をその都度コピーしていては、コピー代がバカになりません。
このように、過去問に限らず、分厚い問題集は、自習室などに行って勉強するモチベーションをそいでしまうことが、多々あります。
「家では勉強できない」という人にとっては、まさに大敵です。
切るだけで持ち運びも簡単に
こんな時に私がやっていたのは、ズバリ、思い切って冊子を切り離すことです。
たとえば過去問では年度ごとに、問題集や単語帳では章ごとに切り離すことで、
「今日はこの年度だけを集中的にしよう」 「今日は動詞だけを集中的に覚えるぞ」
などというように、フレキシブルに活用することができます。
冊子の切り離し方
切り離し方も、とても簡単です。
カッターナイフを用意します。 この際、刃の幅が狭いものだと、力をかけたときにたわむので、幅の広いものを使うことをオススメします。最悪の場合、包丁を使うのも手です。
では、実際に冊子を切ります。 切り離したいページ開き、強く折り目をつけておきます。 冊子の背に折り目がつくぐらいに、力を込めて。
その状態で、少しずつ、冊子を切っていきます。 ただ、慎重に刃を進めないと、隣のページを切ってしまうことがあります。
そのままでは見栄えが悪く、ページがバラバラになる恐れもあるので、切断部を繕います。 私は、薄いものだと、レール式のホルダーを使っていました。
すこし厚みがあるものだと、柄つきテープを使っていました。 自分好みの問題集・過去問にするのも、楽しいですよ!
いかがでしたか? 持ち運びが簡単というだけで、勉強に対するモチベーションは意外と上がるものです。 皆さんも、周りにある単語帳、問題集、過去問を、切り分けてみてはいかがでしょうか?

