眠気覚ましのひとつとして、カフェインがありますね。 例えばコーヒーやレッドブルなどのエナジードリンクに多く含まれており、眠気を覚ましたい人に愛飲されています。 しかし、アメリカの若者向けメディアであるElite Dailyによると、朝8〜9時のコーヒー(カフェイン)には眠気を取る効果はないとのことです。
ちなみにこのElite Dailyですが、2012年に創設された新興メディアです。 従業員は皆30歳以下で、広報のターゲットは1980〜1990年代に生まれた言わば若者です。 たった2年でアクセスが4000万ほどまで上がり、来年までに1.5億アクセスを目指しています。
そんな若者のトレンドを作り出すようなメディアが発表した内容は、以下の通りです。アメリカのEliteもこれを読んで頑張ってるかも。
朝8〜9時はコルチゾールが分泌される
体内時計によって前後しますが、朝の8〜9時は体内でコルチゾールとよばれる物質が分泌されます。 コルチゾールとは、朝に分泌される天然のカフェインのようなものです。 体内時計によって、コルチゾールは朝8〜9時に分泌のピークを迎え、僕たちの眠気を覚ましてくれます。 ちなみに、コルチゾールの分泌は起床時から始まり、ピークを過ぎると分泌が減少していきます。 そのため、午前中に最初に訪れる眠気などの倦怠感は、コルチゾールの分泌が止まってしまったせいなのです。
つまり、9時台まではコルチゾールが眠気を覚ます役割を果たしています。 そのため、コーヒーを朝の早い段階で飲むのは効果がないと言えます。
9時半〜11時半にコーヒーを飲む
上記の理由から、Elite Dailyは9時半〜11時半の間にコーヒーを飲むことを推奨しています。 眠気覚ましのつもりでモーニングコーヒーを朝の早い時間帯から飲むのはお金の無駄遣いですね。 そうすることにより、コルチゾールという天然の眠気覚ましから、コーヒー(カフェイン)という言わば人工の眠気覚ましに上手にバトンタッチすることができるのです。 午前中の1杯のコーヒーは、9時半以降に飲む。 これは覚えておきましょう。 また、Elite Dailyによると、午後のコーヒーのタイミングも重要とのことです。
午後のコーヒーは13時以降
天然のカフェインとも呼ばれるコルチゾールですが、実は午前中に分泌が止まったあと、再度分泌される時間帯があります。 なんと、ランチタイムにも再度ピークを迎えるのです。
コルチゾールは、12〜13時に再び大量に分泌されます。 そして、それ以降の分泌量は減少します。 Elite Dailyによると、午後のコーヒーは13時以降が良いそうです。
この記事を書いたDan Scottiさんは最後はこう締めくくっています。 「お前ら、何事もタイミングだぜ」 朝起きて、眠気覚ましの1杯としてコーヒーを飲む人が多いと思います。 特に社会人の方に多いのではないでしょうか。 しかし、実はコーヒーを飲むにも適切なタイミングが存在しました。 眠いからといってカフェインを摂りまくるのではなく、タイミングを見極めて飲みましょう。
引用:WTF: Your Coffee Fix Between 8 And 9 AM Is Actually Doing Nothing To Keep You Awake (ELITE DAILY)

