「不便益」って言葉、聞いたことありますか?

これは、京都大学デザイン学ユニット教授の川上浩司さんが代表を務める不便益システム研究所が名付けた言葉で、不・便益ではなく、不便の益(benefit of inconvienience)のことです。便利になりすぎた世の中で、実は不便なものの方が便利だったりするのではないか、そうした不便益の視点からシステムデザインの方法を探ろうとしているのがこの研究所です。

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今回は、その不便益システム研究所がまとめた、あらゆるところで役に立つ 不便益カードを、勉強の視点からご紹介します。

badge_columns_1001711黄の不便益カード

<益の得られやすい不便12種>

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・大型にせよ
→小さい文字で書きすぎず、見やすく大きな文字でメモしよう。計算問題などでは特に重要。

・操作数を多くせよ
→数学の証明問題などで、式を書くのを省いたりしていませんか?それが減点対象になったり、後の証明過程で役立つことも。思考の軌跡は残しておこう。

・時間がかかるようにせよ
→言い換えれば、時間をかけよと言うこと。
苦手な教科の克服等、手間を惜しまず、時間をかけてみよう。

・限定せよ
→あれもこれもと手を出さず、参考書は少数精鋭で繰り返し勉強するのが一番。

・アナログにせよ
→時間を決めて勉強する時、アナログ時計の方が残り時間が目に見えて、時間配分がしっかりできる。

・疲れさせよ
→勉強で疲れてみよう。運動や遊びとはまた違った気持ち良さが味わえる。

・操作量を多くせよ
→過去問や問題集、何度でも繰り返して、勉強量をどんどん増やそう。

・情報を減らせ
→勉強机の前に、身の回りに、気が散るものはないですか?参考書の情報以外はシャットアウトしてみよう。

・刺激を与えよ
→時には友達と勉強してみよう。友達のやる気につられてやる気がわいたり、その逆も然り。上手に刺激を与え合おう。

・危険にせよ
→危険な状況=焦ってしまうということ。勉強では時に焦りも重要。焦りとうまく付き合おう。

・劣化させよ
→参考書や辞書、綺麗なままじゃないですか?持ち歩いて、何度も開いて書き込んで、くたくたに疲れさせてあげよう。

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badge_columns_1001711緑の不便益カード

<不便から得られる益8種>

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黄の不便益カードの不便によって、得られる益(メリット)はこの通り。
・能力低下を防ぐ
・上達できる
・工夫できる
・安心できる信頼できる
・発見できる
・対象系を理解できる
・主体性が持てる
・俺だけ感がある

気づかずに見過ごしてしまうことの多い不便益。
味方につければ、どんどん勉強がはかどること間違いなし!

不便益システム研究所/不便益を考える!/日々の不便益/不便益カード


京都大学文学部所属。長野県立松本深志高校卒業。ぱんだとししまいがとても好き。在学中は京都でしか見られないししまいを見てまわりたい。