暗記に最も効果的な時間帯は一体どこなのでしょうか?
朝、寝る前、それとも試験直前?
実は最も暗記に適しているのは食事の前の30分なのです。

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badge_columns_1001711腹が減ったら暗記ができる?!

「腹が減っては戦ができぬ」とはよく言ったものですが、勉強においては「腹が減ったら暗記ができる」が言えるようです。

イェール大学のホーバス博士は、空腹と脳の関係を決定づける実験を行い、それによって以下のことが判明しました。

グレリンは胃が空っぽのときに放出される消化管ホルモンである。腹が空くと、胃から脳にグレリンが血流に乗って届けられる。たとえば「視床下部」という脳部位にグレリンが作用すると食欲が増進する。…ホーバス博士は、学習に必要な脳部位である「海馬」にもグレリンが強く作用することを発見した。グレリンが海馬に届くとシナプスの数が三〇%も増え、シナプス活動の変化率が増大する。

つまり、ホーバス博士の実験結果を要約すると、お腹が減っている時に放出されるホルモンが頭の回転を早めるということです。
食べるという行為は人間の生命にとって最も大切なものですから、空腹時に頭を働かせて食べ物をゲットしようとするのは人間の体の仕組みとしては当然ですね。

食事の前というのは実は頭が早く回転し出すゴールデンタイムというわけです。

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badge_columns_1001711できるまでご飯食べない作戦

ご飯の前の30分がゴールデンタイムと言いましたが、お腹が空いているのに30分も我慢できない!という方もいることでしょう。
そんな方には食事前の50単語作戦をオススメします。
お母さんの「ご飯よ~」をスタートとして、50単語を覚えたら終了と決めておくのです。
「これを覚えたらご飯!」という強烈なモチベーションが働くので、間違いなく30分以内に終わるはずです。

今日から食事の前に少しだけ、暗記の時間を作ってみませんか?
その少しの時間が積み重なってきっと試験本番に表れてくるはずです。

参考資料
池谷裕二、2010年『脳はなにかと言い訳する 人は幸せになるようにできていた!?』新潮文庫


京都大学法学部所属。私立神戸女学院高等部卒業。合氣道同好会と美術部に所属。京都大学のiCeMsやカラスマ大学の活動にも参加。オンライン塾講師も経験。