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春一番で暖かくなってきて、出会いと別れ、そして旅立ちの季節になってきましたね。これから新しい環境でチャレンジを始める人たちがドンドン増える時期です。今回は、そんな時に観て勇気をもらえる映画を6本紹介します。

遠い空の向こうに

この映画のキーワードは夢となる「目標」です。実話としてNASAで働くことになった少年と、その少年の才能に気づいて、励まし続けた女性教師の物語です。
炭鉱の町に生まれながら、ロケット作りに情熱をもち、教師の言葉に元気付けられ、厳しい親を説得してロケット実験に打ち込みます。そして、国際科学研究フェスティバルで優勝し、炭鉱の仕事をやめ、奨学金で大学に進み、研究者への道を開いていきます。

大きな夢を持ち、現在の境遇を少しづつ変えていく。ノーベル賞を取った若き日の大村先生のようですね。

遠い空の向こうに

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グッド・ウィル・ハンティング

天才的な頭脳の持ち主なのに、過去の虐待のトラウマにより自分の可能性を諦めてしまった主人公ウィルが、妻を亡くした心理学者ショーンの助けで、怠惰な毎日と、昔からの友達から抜け出します。最初は心を開きませんが、ショーンも互いに心の傷を負っていることを知り打ち解けます。

現実でも、昔意見を言って批判されたので、それ以降なるべく自分の意見を言わないようにしている人や、上司に否定された経験から自発的に提案をださないで投げやりになっている人などがいますね。これは過去のトラウマにとらわれているということ。

この映画のメッセージは、トラウマ自体を自分で認識して、できることから行動変革していこう、というもの。問題を認識していても解決できない人には、そのさらに奥のトラウマに気づくことが重要だと気がつくはずです。

グッド・ウィル・ハンティング

セント・オブ・ウーマン

主人公フランクは、軍人時代に調子に乗ってはめをはずしすぎた結果、手榴弾で失明し、全てを失い、自暴自棄に。名門高校のチャーリーは、ある理由からフランクの旅行に付き合わされるのですが、旅の途中で彼の自殺を思いとどまらせます。旅から戻った後チャーリーは、全校生徒の前で無実の罪で追及されますが、今度はフランクがチャーリーを助ける番。フランクの演説によりチャーリーの無実が証明され二人の友情は確固たるものとなるのです。

タイプも年齢も異なる二人ですが、この旅を経てチャーリーとフランクはお互いに勇気と自信を取り戻していく過程が描かれています。その後もチャーリーは厳しい人生の選択を求められますが、様々な人生経験を経たフランクのアドバイスが彼の人生を変えていきますが、ゴッドファーザーで知られるアルパチーノの盲目の演技が秀逸です。

セント・オブ・ウーマン

インサイド・ヘッド

昨年話題になったピクサーの映画ですが、「子ども向けのアニメ」とあなどるなかれ。少女の頭の中に存在する5つの感情(喜び、怒り、ムカムカ、ビビり、悲しみ)がアニメキャラクターとなり、物語を繰り広げます。

田舎から­都会への引っ越しで環境が変化した少女の頭の中にに起こるエピソードが、独創的に描かれます。成長する時に、避けることは出来ないこと、得るもの、失うもの、悲しい思い出、そのおかげで優しさと喜ばいを感じる事が出来る。悲しみを感じ、涙を流すことで、悲しみを昇華させる。
大脳科学の神経の中身まで研究されているではのないかと思うほど、すばらしい映画です。

インサイド・ヘッド

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マイ・インターン

あのロバート・デニーロが、シニアインターンのベンという役柄で、アン・ハサウェイ演じる若いベンチャー企業のCEOのサポートをします。最初は、ITシステムや、カジュアルな文化についていけないのですが、ベンチャーキャピタルからCEOが派遣されそうになる危機になった時、彼女の強みを認識させ、励まし、自信を持たせることで、立ち直らせることに成功します。

CEOは今まで誰にも自身の気持ちを打ち明けることができず苦しい日々でしたが、ベンの励ましを受けていくうちに、目の前の難問に立ち向かっていく決意をします。一見ちぐはぐな二人三脚が、実は素晴らしいコーチ的な存在であることが分かります。
人生の中でこういった存在を得ることができると、殻を打ち破ることができるのですね。

マイ・インターン

サイモンバーチ

映画も、本や偉人伝などのように、行動変革を起こすきっかけを与えることがあります。サイモンバーチは、キリスト教的要素もありますが、非常に含蓄に富んでいます。
障害者のサイモンが「自分がこんな体で生まれたのは、必ず理由がある。それは神の計画を遂行するための道具なのだ」と信じて、それを探して生きていきます。ある時子供を乗せたバスが川に突っ込んでしまう混乱の中、サイモンは、小さな子供を安心させ、勇気づけ、一声でまとめながら全員を助けるという経験をします。

自分が生まれてきた意味が何なのかを信じて、問い続けることは吉田松陰も、松下村塾で、塾生にもとめたものです。

サイモンバーチ

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いかがでしょう? 元気づけられる映画を見て、今一度振り返り、挑戦への意欲を掻き立てるのはどうでしょう。最後の『サイモンバーチ』は涙を誘う少し悲しいお話ですが、どれも皆さんの着眼点を広げ、自分の環境を振り返り、そして元気がもらえる作品ばかりです。新しい環境が始まる前に、ぜひ一度ご覧ください!

参考:
以下Wikipediaより
インサイド・ヘッド
サイモン・バーチ
マイ・インターン
セント・オブ・ウーマン/夢の香り
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
遠い空の向こうに


東京大学文学部心理学科卒、サンダーバード大学MBA。国連やインテルなどグローバル企業で24年間勤務して、2015年6月よりフリー。自己啓発書オタクで、学生時代からの35年間で千冊以上を読破。今も分析を続ける。グローバル変化の時代には学歴よりも学習歴が大事であることを実感。つくば在住。