みなさんは「引き寄せの法則」という言葉をご存知ですか?
「○○になりたい!」と強く思うことによって、その潜在意識が、実際に○○になった自分を引き寄せてくれるという法則です。
今、この「引き寄せの法則」について書かれた「ザ・シークレット」という本が海外で人気を博しています。 海外のビジネスマンは、この本を手に、「引き寄せの法則」を実行しているそうです。
ある人は言いました。
「お前らはなぜ世界の1%の人が、世界の96%の富を占有しているのだと思う? それは偶然だと思うか? 実はそのように仕組まれてるだけだ。 富を自分に引き寄せることが出来た人たちは、意識的であろうとなかろうと、「法則」を利用した。 彼らは豊かさや富を頭に思い浮かべて、それと相反するようなことは全く考えなかった。 気づいていようといまいと、彼らは富のことばかり考えていたため、富がやってきた。」
また、こうも言いました。
「思考は現実化する。」
なりたい自分を強くイメージ
「サッカー選手になりたい」
そう思ったら、まずは「サッカー選手である自分」を想像します。自分が本当にサッカー選手になったと思い込んで、毎日を過ごしましょう。片時もこれを忘れず、自分がサッカー選手であることを疑わず、サッカー選手のつもりで生活をします。
別にサッカー選手でなくても構わないのですが、とにかく、強く思い込むことが目標を自分に引き寄せてくれます。
イメージは具体的に
あなたが東大に合格したいなら、「東大に合格する」というイメージをさらにさらに具体的にイメージしましょう。
例えばこんな感じ。
「自分は東大生で、下北沢に住んでいて、数学が得意で、弓道サークルに入っていて、昼は食堂で食べて、放課後は渋谷で遊んで……。」
具体的に思い込めば思い込むほど、目標は引き寄せられます。 1時間に1回はこのことを考えましょう。人間は1日に10万回思考する生き物です。1時間に1回くらい簡単ですね。ご飯を食べている時なんて常に考え続けてもいいですね。
成功者は常に、「思い込む」
タイガーウッズは「俺は球が入るのは打つ前に分かってるし、入らない時は打つ前に分かる」と言います。マイケル・ジョーダンも同じく、シュートを打った時に「入った」という実感を味わうと言います。 そうすればシュートが入る。 入らない時は打つ前に分かる。 打つ前に入らないと思ったら入らない。
信じようと信じまいと「引き寄せの法則」は動いています。 成功者はこの法則を実践しています。意識している、していないに関わらず。
大学受験に合格した人は、潜在的にかもしれませんが、自分の合格を信じていたということです。
書いて、思い込む
「自分にはそんな自信もないし、思い込むのは難しい……。」 そんなときは、目標を紙に書くのが有効です。その時、絶対に名前を書き込むこと。
朝起きて15回、夜寝る前に15回、そうなった自分を想像しながら書きます。信じ込ませるためにも過去形がおすすめです。
「私、山田太郎は東京大学に合格した!」 「私、山田太郎は東京大学に合格した!」 「私、山田太郎は東京大学に合格した!」 「私、山田太郎は東京大学に合格した!」 ・ ・ ・
こんな感じです。自己暗示みたいなものです。オカルトのようでもありますが、目標を達成した自分を信じきれればなんでもいいのです。
タイガーウッズのように「あっ、入ったな」と確かな手応えを感じてからホールインする、そんな受験はかっこいいですね。

