周りを見ていると、同じ年でしっかり進路を決めていたり、社会に出て成功したりしている人はたくさんいる。なのに自分はこんなにふらふらしていていいんだろうか。
そんな風に、周囲と比べて焦りを感じてしまう時はありませんか。 こうした焦りは、ちょっとした考え方の転換で、和らげることができます。 今回は気持ちを軽くしてくれる、考え方のヒントをご紹介します。
『人生時間』
自分の年齢を3で割ってみてください。 例えば、18歳の人なら3で割ると6。人生という1日の中の、朝6時。これが人生時間です。 まだ1日が始まったばかりです。 株式会社リトルクラウドの代表取締役神原太郎さんは、そのブログ「『24歳の自分がよりよくすることで、他人をよりよくする』社長がキーワードで綴ってみる」の中で、20歳の時にこの人生時間を知った体験について書かれています。 20歳当時の神原さんの人生時間は朝の7時。
道に迷っても、忘れ物をしても取り返せる時間。 引用元:3.『自分の年齢を3で割ってみろ』
そう気が付いたことで踏ん切りがついて、神原さんは一般的な就活をやめ、起業することに決めたそうです。 周りの人と比べるのではなく、自分は今何時にいるのか。それを基準に考えるようにすると、その自分の時間をどう有意義に使うのか、きちんと向き合って考えられる気がしてきませんか。 1日は長いようで短いです。周りを見ている間に自分の時間とと向き合って、後悔しない、充実した1日だった!と思えるような1日が過ごせるようにしてみませんか。
『人生は7掛け』
自分の年齢に0.7をかけてみてください。 18歳の人なら、18×0.7=12.6。12歳か13歳。 この年齢が、昔の人たちの年齢や、実際の年齢と相当すると言われています。 人生時間について書かれたほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞というウェブサイト)への投稿に、こんなエピソードがあります。
俺の父ちゃんが言ってくれる上がる言葉を 思いだしたので、送らせて頂きます。 「おまえらの人生は常に七掛けだっ!」 今32歳になったばかりの道楽次男の自分に、 いつもこの言葉を掛けてくれて安心させてくれます。 つまり32×0.7=21か22 だからまだ成人したばかりの ガキんちょなんだよ、おめーわ、と言ってくれます。 ただの親ばか発揮しまっくりの父ちゃんかも知れませんが ふっとあせりを取ってくれる、余裕をくれる言葉です。(甲) 引用元:ほぼ日postman@1101.comから。【人生の時間と、隣人について】
現代は、可能性が広がっている時代です。 昔なら21か22が適齢期だったような可能性を、今なら32歳になっても実現できるんです。 自分の年齢を考えて踏み出せずにいる人は、7掛けの年齢ならどうするか考えてみませんか。 まだまだスタートするに遅くない年齢であると、余裕を持てるのではないでしょうか。
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いかがでしたか。 考え方一つでも、気持ちは全然変わってきます。 今焦っている人は、上の2つの計算をしてみてください。 なんだかやる気が湧いてきませんか。 気の持ちようで、いくらでも自分の可能性は広げることができます。 どうせなら楽しい考え方で、人生を充実させてみませんか。
参考・引用サイト ・『24歳の自分がよりよくすることで、他人をよりよくする』社長がキーワードで綴ってみる」3.『自分の年齢を3で割ってみろ』 ・HUMAN GUILD 再び「7掛け人生」のすすめ ・ほぼ日postman@1101.comから。

