試験前夜、今までサボってたツケがいよいよ回ってきました。 あなたはどうする? 1.どうしようもないから寝る。現実は非情である。 2.最後まで足掻く。一夜漬けだ! たいていの人が2を選ぶでしょう。 しかし、これからは第三の選択肢「一朝漬け」を取りましょう 僕が試験のたびにお世話になる「一朝漬け」、そのメリットを紹介します。
一朝漬けとは
一朝漬けとは読んで字のごとく一夜漬けの朝版。 一夜漬けは徹夜で勉強、もしくは勉強してから明け方に少しだけ寝て試験に挑みますが、一朝漬けの場合は勉強する前に寝てしまいます。 それも9-11時の早い時間に寝て、起きるのは2時ごろ。 この時間帯に寝ることが一朝漬け最大のポイントです。 22時-2時は成長ホルモンが分泌されて疲労回復するなど、睡眠のゴールデンタイムと言われています。 同じ少ない睡眠時間なら一夜漬けの明け方よりもこの時間に寝た方が効率がいいのです。 このことが多くのメリットを生み出すのです。
一朝漬けのメリット
・タイムリミットが近づくから集中できる いざ一夜漬けしようとしてもなかなか集中できないですよね。 うだうだ過ごして本腰が入ったのは日付が変わって焦りだしてから、という方も多いのでは? しかし、一朝漬けならタイムリミットが近づくので焦ってすぐに集中できるのです。
SNSが更新されないから集中できる 勉強するときの一番の敵はSNS。 LINEやTwitterのTLなど、ついつい確認して集中が出来ないことって多いですよね。 しかし、SNSが活発になる深夜の時間帯を寝て過ごし、みんなが寝静まり更新されない時間帯に勉強することでSNSの誘惑から解放されて集中できます。
寝起きのすっきりした脳で勉強ができる 睡眠によって脳が整理されることはよく知られています。 その為、寝ないで一夜漬けの場合は1日の記憶がたまってごちゃごちゃしてしまっています。 一朝漬けなら寝起きすっきりした脳なので勉強した内容が入っていきやすいのです。
「寝落ち」を防ぐ 徹夜で勉強してるとついうとうとしてしまいますよね。 一朝漬けなら先に寝て疲労回復をしてるのでうたた寝や寝落ちしてしまうリスクを減らせるのです。
試験の「寝ぶっち」を防ぐ 一夜漬けで頑張ったから試験までちょっとだけ寝よう……。 そう言って試験を寝ぶっちしたことありませんか? 一朝漬けは早い時間から寝るので多少寝過ごしても大丈夫。 勉強時間の増減よりも試験を受けることが最優先です。
朝ごはんを食べられる 一夜漬けしたとき、明け方少しでも寝ようとギリギリまで寝て朝ごはんを抜いていませんか? 朝ごはんを抜くと脳も体も栄養不足で試験で力を発揮できません。 一朝漬けなら休憩に朝ごはんを食べたり、行儀は悪いですが勉強しながら食べることもできるのです。
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一朝漬けは一夜漬けに比べて多くのメリットがあり、集中できない下手な徹夜よりもずっと効率のいい勉強ができます。 また、試験で「これからはちゃんと勉強しよう」と決めた人。 一朝漬けの時間に寝て起きる時間を少し遅くすることでそのまま朝活にしてみるのもいいでしょう。 試験前でもうどうしようもないという方は一度試してみてはいかがですか? ただし、一朝漬けは起きれないと無勉強で試験に挑む羽目になる諸刃の剣。 僕自身も一回失敗して散々な目にあったので、要注意です。

