皆さんは、携帯音楽プレーヤーを持っていますか? WALKMANやiPodなど、リスニング対策として、1台は持っているという方は多いと思います。
しかし、取り込んだ英語の音声を、そのまま再生しているだけではありませんか? それではもったいない! 携帯音楽プレーヤーには、もっとリスニングに役立つ機能があります。
スピード調節
この機能は、使ったことがあるという人も少なくないと思います。 私の持っているWALKMANでは、0.5~2.0倍まで速度を調整できます。 この機能は、かなり便利です。
たとえば、リスニングが苦手な人は、通常より遅い速度にして聞けばいい訳ですし、 リスニングが得意な人は、速度を速めればいいのです。
また、聞き取りにくい単語が出てきた場合も、速度を遅くすると良いでしょう。 だいたい、1.5倍速でスラスラと聞き取れるようになれば、リスニングに関しては心配ありません。
音質調節
この機能に関しては、あまり知られていないのではないでしょうか? 最近の携帯音楽プレーヤーは、通常で聴いた場合よりもさらに高音質に聞こえるようにできる機能が充実しています。 しかし、私の場合は、あえて音質を低くして聞いていました。
私の持っているWALKMANには、「サラウンド」という機能があります。 これは、「アリーナ」など、まるでその場にいるような音にしてくれる機能です。 オススメは、「カラオケ」。 英語のリスニング用音声で使うと、かなりこもった音になり、かなり聞きづらくなります。
リスニングのテストを受けるとき、イヤホンを使わず、会場全体に放送される方式のことがあります。TOEICや大学入試の二次試験などはそういう場合が多いですね。 もし、試験会場が講堂や大教室など、非常に広い場所で行われた場合は、けっこう会場内に響き、聞き取りづらいそうです(これは、私の友人の体験談です)。
ですから、ふだんから少し音質を悪くして聴いておけば、このような事態でも慌てることなく試験に集中できるでしょう。
最後に小技を一つ
いかがでしたか? ふつうに使っていた携帯音楽プレーヤーも、使い方ひとつで、よりリスニング対策にとって有効なものにできます。
ちなみに、イヤホンを使う際に、ちょっと役立つ小技を一つ。 イヤホンを装着した状態で歩いたりしていると、イヤホンが動いて雑音が入ることがありますよね。 あれって、かなり気になります。
そんなときは、
イヤホンのコードを耳に掛ける
これだけで、けっこう改善します。 ぜひ、お試しあれ。

