最近よく聞く『インバスケット思考』ってなに? タスク処理を超効率化する思考の技術

Young lady thinking with question marks overhead

時間がないけどやることはたくさん……そういうときに「もっと要領よくなれたらなあ」と思ったことはありませんか。インバスケット思考法を身につければ、論理的思考能力だけでなく、段取りよく物事を進める能力も身に付きますよ。

badge_columns_1001711インバスケット思考法って?

「インバスケット思考」とは多数の案件に優先順位を決めて取捨選択をし、限られた時間内で処理していく思考法のことです。短時間で多くのタスクを処理していくために、どのように仕事を進めていくか、優先順位をどのようつけていくべきかが問われます。 これは実際に昇進の際や、就職活動の際にもケース問題を通して問われる能力です。

実際に以下のケースを見てみてください。

あなたが出張から戻ると、いくつかの案件がたまっています。 下記の案件の処理順番を設定してください。 A.取引先からのメール 昨日、納品されるはずの商品が納品されていないと取引先から連絡 B.上司からメール 出張費精算の計算ミスの指摘。大至急、訂正の上、提出の事 C.上司からのメール 他営業所でパソコンがウイルスに感染しデータが流出した事故があったという情報 D.総務部からのメール 来月の社内旅行の参加申し込み(昨日で期限切れ) ------------ あなたが処理しなければならないと考える優先度1位と2位の組合わせを選んでください。 【選択肢1】  1位 B 2位 A 【選択肢2】  1位 B 2位 D 【選択肢3】  1位 A 2位 D 【選択肢4】  1位 A 2位 C

(株式会社インバスケット研究所|ミニインバスケット問題

この問題には「絶対」という正解はありません。しかし、そこに正解を出すまでの思考法には「絶対」ではありませんがおおよその正解といえるものがあります。

Now or later. Woman thinking scratching head looking up

badge_columns_1001711インバスケット思考法の身につけ方

インバスケット思考法を身につけるために重要なポイントが2つあります。 それは、 ①緊急度 ②重要度 の2つです。 この2つを軸に案件を分類すれば、どの順番で何をやるべきかが見えてきます。 先ほどのケースを例にとってみてみましょう。 まずAですが取引先からのメールですので重要度は高め、また、こちら側のミスであり、信頼にもかかわる問題ですので緊急度も高めです。 次にBの上司からのメールですが、出張費精算なので重要度は低めです。また、大至急提出の事ですが、ほかに急ぎの案件があれば緊急度も低めでしょう。 一方、Cの上司からのメールはデータが流出した事故ですので、重要度も緊急度も高めです。 そしてDの総務部からのメールは社内旅行の参加申し込みですので重要度は低め、また、期限が昨日までではありますが、緊急度もそれほど高くはないでしょう。

とすると、真っ先に取り掛かるべきはAとCということになります。 Dは簡単だし、Bは急ぎといわれているし……と目先の情報や楽さにきを奪われると、ついつい判断ミスを犯しがちですが、このように基準に沿って考えてみると、本当の正解が見えてきますね。

*** どうでしょうか。このような考え方はビジネスの場においてだけでなく、私生活でのタスクや勉強の段取りにおいても応用できるものです。ネット上にもたくさんケース問題はありますし、書店にも参考書はあるので、是非勉強して役立ててみてくださいね。

(参考) exciteニュース|一分一秒争う医療現場で必須な能力「インバスケット思考」とは 株式会社インバスケット研究所|ミニインバスケット問題


京都大学法学部所属。京都教育大学附属高校卒業。高校の頃は生徒会をやりながら模擬裁判選手権で関西大会三連覇を果たす。大学ではよさこい踊りを踊るサークルに所属し、1年中お祭りに参加するために全国を駆け回っている。

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