カラオケといえば何をするところでしょう? 歌うところ? 正解です。 ですが……このカラオケという場所、わたしにとってはお気に入りの勉強場所のひとつ。
今回は、わたしがカラオケでの勉強をおすすめするワケをご説明します!
集中力アップ
カラオケボックスには2つの特徴があります。1つは閉鎖された個室であるということ。人の目をあまり気にしなくてよい閉鎖空間では集中力は高まりますね。
もう1つの特徴、それは、時間が制限されるということです。不思議なもので「2時間しかいられない!」と決まっているとその2時間はめいっぱい集中できてしまうのです。また終了直前には「お時間あと10分です」と連絡がはいりますね。締切直前には普段よりパフォーマンスがあがる、という「締切効果」も誘発してさらに効果があがるはずです。
その他にも、部屋の温度を自由に調節できたり、すぐそばにドリンクバーがあったりするのもおすすめポイント。 図書館の室温を勝手に調整することはできませんし、カフェで何杯もおかわりするわけにもいきません。カラオケならその点思いのままなのです。
コスパ最高
お昼のフリータイムなら600円から1000円くらいで利用できてしまうお店も少なくありません。さらに、半額クーポンなどが使える場合も。
基本的にカラオケは、場所を時間単位で借りる仕組みですから、その時間内であれば好きに使えます。カフェでねばるのはちょっと気が引ける……という方にもおすすめです。しかも、夜遅く、場合によっては朝まで開いていることも多いので、「夜型人間のくせに家だと集中できない」という困ったタイプの人にぴったりです。
さらに! 休憩したくなったときには? そう、歌えば良いのです! 基本的に店の外には出られませんから、外にふらっと遊びに行って無駄な時間を過ごす心配はいりません。 1,2曲大声で歌うことで短時間ですっきり、気分転換できます。歌う以外にも、スピーキングや音読をあえてマイクを使ってノリノリですることもできそうですね。
こんなデメリットも……それでもカラオケで勉強する理由
デメリットもあります。 1つは、照明が暗めだということ。ムードを出すためなのか、たいていのお店は照明が暗めに設定されています。最近では持ち運び式の小さな手元灯がありますので、持参しましょう。
2つめは、うるさいということ。 カラオケですから、周りは歌っています。自分が歌っていないときにはほとんど気になりませんが、これが意外とうるさいもの。でも慣れてしまえばカフェと変わらない程度のこともありますし、イヤフォンや耳栓でしのぐこともできそうです。
上記のようなデメリットがあっても、わたしが勉強場所として推すのは、やはり勉強している姿を人に見られないからです。自分がどれだけ勉強したか、SNSで声高にアピールしている昨今、そんな頑張りアピール合戦に疲れていませんか?
これからはカラオケで遊んでいるように見せかけて、実は勉強しちゃう「コソ勉」の時代。みなさんもカラオケで一度勉強してみてはいかがでしょう。

