可愛くなりたいという女の子の永遠の願い。
これを叶える方法として多くの人がパッと思い浮かべるのは「化粧」だと思います。
でも、校則の厳しい高校だと化粧が禁じられていますよね。
そこでこのコラムでは、化粧をしなくても可愛く思われる方法を紹介します。

badge_Columns_100第一印象をよくする

人間の第一印象について、興味深い実験があります。
『脳はこんなに悩ましい』に要点がまとまっているので、以下に引用します。

Q:リンダは31歳の独身女性。非常に知的で、はっきりモノを言う。大学時代は哲学を専攻しており、さらに社会主義と差別問題に関する活動に深く関わり、核兵器反対のデモにも参加したことがある。
リンダは、次のA・Bのうちどちらに当てはまる可能性が高いと思いますか。

A:彼女は銀行員である。
B:彼女は銀行員で、女権運動の活動をしている。

なんとなくBだと思った人が多いのではないでしょうか。
でも、数学的に正しい答えはAです。
集合として、AはBを含んでいます。

Bだと思った人は、事前に与えられた情報(第一印象)に左右されたのだと思います。
この実験から、第一印象の大切さがわかります。
つまり、最初に可愛いと思ってもらえれば、実際にあまり可愛くないとしても、可愛いというイメージは持続するのです。

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badge_Columns_100“夜目” “遠目” “笠の内”

上記の実験から、【初対面で】可愛いと思ってもらう必要があると言えます。
化粧をしなくても可愛いと思ってもらうために、ことわざの「夜目遠目笠の内」を実践しましょう。
このことわざは、女の人が一番美しく見える三則をあらわしたもの。
はっきりと見えない状況で女の人を見ると、脳が美しいものだと期待して、実際よりもずっと美しいものに仕立ててくれます。
ヒトの目の網膜はたったの百万画素。
それでも脳に見える風景が美しいのは、脳が少ない情報を手がかりに、本当は見えていないはずの膨大な隠れた情報を補っているからです。
脳は視覚の欠落をただ補うだけでなく、「きれいに」補う癖があるのです。

kasa

科学的に理解できたところで、実践の段階へ。

【夜目】可愛いと思ってほしい相手と会うときの時間帯は、夜にしましょう。
昼間にしか会えないのなら、できるだけ暗い場所を選んでください。

【遠目】そして、あまり近づきすぎないこと。
女の人は遠くから見た方が美しく見えます。

【笠の内】顔はちらちらと見える程度が望ましいです。
雨が降っているのなら、傘をさしたまま会いましょう。
晴れていたら大きめの帽子をかぶることをオススメします。

これで、「夜目遠目笠の内」の全てが揃いました。

可愛くなりたくて化粧をしたいのに学校が認めてくれない、という女子高生の皆さん!
化粧ではなく、脳科学の知識を活かした可愛さを追求してみてはいかがでしょうか。

参考・引用文献
池谷裕二・中村うさぎ、2013年『脳はこんなに悩ましい』新潮社


東京大学文学部行動文化学科社会学専修課程。ノートルダム清心高校卒業。大学ではセクシュアリティについて勉強している。忍者が好き。服のセンスとユーモアのセンスがほしい。