「日めくりカレンダーとピルケースと金庫」で私が京大に合格した勉強法

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みなさんの勉強のマストアイテムはなんですか? 裏紙、ボールペン、定規……といろいろあると思います。

ここでは、私が京大受験にむけて勉強していた時に活用していた、少し変わったものを紹介します。

badge_columns_1001711日めくりカレンダーでやる気をキープ!

1日に1枚紙を破りとっていく、スタンダードな日めくりカレンダー。 わたしはこれを自室のカレンダーとして活用、浪人時代を支えるツールとしていました。

使い方はこんな感じ。 ① おもて面に試験までの残り日数をカウントダウンの日付うつ。 ② 時々、自分に向けた励ましのメッセージを書いておきます。「ここまでくれば気持ちの問題!絶対できる!」「焦らないで一歩ずつ頑張ろう!」など。 ③ 朝、破りとった紙に勉強した内容を裏面に書く。 ④ 一週間ごと、一ヶ月ごとの単位でホッチキスでとめ、試験の日に見返す。

一日一日の紙は薄くてペラペラでも、重ね合わせた時の厚みは自信をもたらしてくれますよ。

badge_columns_1001711ピルケース復習法

ピルケースは通常、日々のお薬を入れて使う物ですが、これも勉強に活用します。

① その日の勉強で覚えられなかったこと、理解出来なかったことを小さな紙にまとめる。 ② その紙をその日のピルケースに入れる。 ③ 毎月、その日付が来たときにその箱に入っている紙を見返す。覚えていたものは消し、その日新たに出た問題点とともにアップデート。

1ヶ月という忘れてしまいそうな絶妙なタイミングで繰り返し見返すことで、忘れてしまいそうなものを記憶に定着させることができます。

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badge_columns_1001711金庫を使って『スタディーズハイ』状態に!

自制心に自信がない人に是非おすすめなのがこれ。 朝、勉強を開始する際に、勉強を妨げるすべてのものを金庫に入れてしまいます。 スマホ、マンガ、ゲーム機……挙げ出すとキリがありませんね。鍵は「お母さん」とか「先生」とか「友達」とか預けましょう。 これでもう勉強中にスマホを触ったり、ゲームをしたりすることはありません。強制的に勉強するしかない状況に追い込むというわけです。

『ランナーズハイ』という言葉を聞いたことがありますか? 長距離を走っているうちに、快楽物質であるドーパミンやエンドルフィンが分泌され、本来なら疲れているはずなのにどんどん走れてしまうという状態を言います。同じように、継続して勉強し続けると『スタディーズハイ」という状態になり、脳は勉強を楽しいことだと認識するそうです。 この状態になればしめたもの。継続して勉強する状態に自分を追い込む、金庫勉強法です。

*** いかがでしょうか。身近なものから3つご紹介しましたが、何かお役に立ちそうなものはありましたか?みなさんの中に、変わったものをつかった勉強法をご存じの方がいらっしゃったら是非おしえてくださいね。

 


京都大学法学部所属。京都教育大学附属高校卒業。高校の頃は生徒会をやりながら模擬裁判選手権で関西大会三連覇を果たす。大学ではよさこい踊りを踊るサークルに所属し、1年中お祭りに参加するために全国を駆け回っている。

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