「生産性が低すぎる人」がしている3つのこと。

「長時間働いた人のほうが偉い」という考えが頭のどこかにある方は、今すぐ払拭したほうがいいかもしれません。なぜならば、それは “生産性への意識” が明らかに欠如しているから。仕事第一の企業戦士もよいのですが、今の時代は “効率よくスマートに” がトレンドです

もしも、自分の生産性が低いと感じているのならば、これからお教えする3つのヒントを参考にしてみましょう。生産性が低い人は、なぜ生産性が低いのか? 原因を探っていくと、改善のための方策が見えてくるかもしれません。

1. 生産性が低い人は、休んでいない

日本は諸外国よりも、プライベートよりも仕事を重視する傾向が強いようです。世界30カ国を対象にした国際比較調査(※2017年版)では、日本の有給休暇消化率は2年連続最下位。フランスやスペインは支給された30日の有休すべてを使いきる一方で、日本の有休取得率は50%(支給数20に対して10)に留まっています。このような “休まない働き方” が、「日本人はまじめだ」という認識につながり、日本人の美徳とされてきました。

しかし、生産性の観点からすると、休まないのは非常に非効率です。「休むこと=サボること」ではありません。休めるときにしっかりと休むことで、仕事の生産性を上げることができるのです。

『世界のエリートがやっている 最高の休息法』の著者である久賀谷亮氏は、休日の過ごし方として「人とのつながりを確認する」ことをすすめています。

人とのつながりを確認する機会をつくりましょう。友人や家族と顔を合わせて、笑いながら食事をするのが理想的です。また、他人に対して愛情や感謝を示す行動を意識しましょう。たとえば、「感謝のメッセージカードを渡す」「花を贈る」「ボランティア活動をする」など。もちろん、それに対して他人がどういうリアクションをするかはわかりませんが、そうした行動自体に意味があります。故郷の人や古い知人に連絡を取ってみるのもおすすめです。

(引用元:ダイヤモンド・オンライン|夏疲れリセット!「脳疲労」に効く休日の過ごし方は…

人と会って一緒に笑い合うことで、脳内では神経伝達物質であるセロトニンの分泌が盛んになります。いわばストレス軽減の効果をもたらしてくれるため、疲労にまみれていた脳機能が回復し、仕事の生産性が上がることが期待できます。

2. 生産性が低い人は、昔ながらのやり方にこだわってしまう

アメリカのスミソニアン博物館では、“産業遺産” のひとつとしてFAXが展示されているのだそう。デジタル化が進み、スマートフォンはもちろんメールやチャットを使ったコミュニケーションが一般的になったいま、FAXが過去の道具になってしまったことを表す好例ですね。その他、“印鑑の文化” や “手書きの履歴書” など、ふと「これって時代遅れなのでは……」と感じてしまうもの、皆さんの周囲にも少なくないはずです。

そしてこれは、個人の働き方にも言えることです。「昔からこうやってきたから、今さら変えられない」「この方法で慣れてしまった以上、変えるのが億劫だ」といった理由から、本来は変えていくべき昔ながらのやり方に固執し、そこから脱却できていない人はいないでしょうか。レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役の本田直之氏は、「とりわけ古い働き方をしている人たちが割を食う時代になった」と警鐘を鳴らしています。

多くの会社がこの10年で過去最高益を出していたことは意外に知られていません。あのバブルの時代よりも、会社は儲かっていたのです。 ところが、社員の平均年収はどんどん下がっていました。結局、労働者の給料を下げて、利益を上げてきた、ということなのです。 つまり、働いている人にとっては、極めて不幸な環境になってきているということ。過去の働き方を続けている人は、搾取されるだけの時代が訪れている、と言っても過言ではないと思うのです。 (中略)しかし、それに対して文句を言ったところで始まりません。文句を言わなくてもいい自分になるしかないのです。あたらしい力をつけ、自分で勝負できるようになっていけばいい。実際、かつてはなかったあたらしい環境のもとで、仕事をすることもできるようになっているのです。

(引用元:ダイヤモンド・オンライン|あたらしい働き方がどんどん出てくる今、なぜまだ昔の基準のまま会社を選ぶのか

メールよりも電話を使いがち。スケジュール管理は紙の手帳で行なっている。上司への資料はいつも紙に印刷して持っていっている。すべてが悪ではありませんが、効率や生産性を下げている働き方を、皆さんも知らず知らずのうちにしてしまっているかもしれません。今の自分の働き方を少しだけ疑う目を持つだけで、仕事が捗らない原因に気づけるかもしれませんね。

3. 生産性が低い人は「心理的安全性」を作ろうとしていない

Googleは2012年に、「プロジェクト・アリストテレス(Project Aristotle)」と称する生産性向上計画に着手しました。これは「同じ会社の従業員であるにもかかわらず、生産性の高いチームもあれば低いチームもあるのはなぜなのか?」という疑問から端を発したもので、チームの生産性を高めるために必要な要素を分析しようとしたのです。

そこで明らかになったのは意外な結果でした。チームメンバーどうしの仲の良さ(一緒に食事に行っているか、社外でも親しく付き合っているか)、リーダーとメンバーとの関係性(階層的なのか、フラットなのか)、チームメンバーの性格(外向的な人が多いのか、内向的な人が多いのか)といった事柄に関しては、まったくもってパターンを見出すことができなかったというのです。

しかし、唯一パターンを見出したものがありました。それが「心理的安全性」という要素です。

たとえば一つのチーム内で誰か一人だけ喋りまくって、他のチームメイトがほとんど黙り込んでいるチームは失敗する。逆に(途中で遮られるかどうかは別にして)チームメイト全員がほぼ同じ時間だけ発言するチームは成功するという。 それは暗黙のルールとして、そのような決まりを押し付けるのではなく、むしろ、自然にそうなるような雰囲気が、チーム内で醸成されることが重要なのだという。 つまり「こんなことを言ったらチームメイトから馬鹿にされないだろうか」、あるいは「リーダーから叱られないだろうか」といった不安を、チームのメンバーから払拭する。心理学の専門用語では「心理的安全性(psychological safety)」と呼ばれる安らかな雰囲気をチーム内に育めるかどうかが、成功の鍵なのだという。

(引用元:現代ビジネス|グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ

心理的安全性の高いチームを一個人で作り上げていくのは、少々難しいかもしれません。しかし、この件について詳しい小林雅一氏は、「本来の自分」を押し殺してまで「仕事用の別人格」の仮面をかぶっている人は注意が必要だと述べています。

「同僚に積極的に話しかけてみる」「週に最低1回はランチに誘ってみる」など、自分が素になれる人間関係を少しずつ形成していくことで、生産性にも良い影響がもたらされるのではないでしょうか。

*** 効率のよいスマートな働き方が求められる今の時代。生産性を高めるために、皆さんは今日から何をしますか?

(参考) We love Expedia|有休消化率2年連続最下位に!有給休暇国際比較調査2017 ダイヤモンド・オンライン|夏疲れリセット!「脳疲労」に効く休日の過ごし方は… StudyHacker|休日の過ごし方でバレる「仕事がデキない人」。一流はなぜ “徹底的に休む” のか? 日本経済新聞|FAXは日本だけ? まだあるガラパゴスに市場も注目 ダイヤモンド・オンライン|あたらしい働き方がどんどん出てくる今、なぜまだ昔の基準のまま会社を選ぶのか 現代ビジネス|グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ

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