マインドマップは勉強や読書の際に便利、といわれているけどなんだかハードルが高い? やってみたいけど、どうすれば良いかわからない? そこで今回は簡単に実践できる「マインドマップ読書法」を紹介します。
3ステップ:読書でマッピング!
教科書やビジネス書を読むときにはマインドマップが有効というのはよく言われますね。 具体的には何をすれば良いのでしょうか?
①その本(または章)のテーマを真ん中に置く この記事で言えば、「読書マインドマップ作成術」とかですね。
②そこからキーワードを蜘蛛の巣のように派生させていく キーワードはなるべく短くかつ的確に。(あとから見てギリギリ思い出せるくらい)
③作ったマップを見て本(または章)の内容が大まかに思い出せるように復習 マッピングされたキーワードから自分で本の内容を再現できるようになれば内容が頭に入っている証拠です。
読書と並行して作成?or読了後に作成?
基本的にどちらでも構いません。 章ごとに作成する場合など、短い記事のマッピングなら読了後でも構いませんが、長い記事や本全体についてのマッピングの場合は並行するほうが良いでしょう。
マインドマップはメモと同じ!
マインドマップが難しい、続かないと感じる人の多くは「ちゃんと描きすぎ」が原因です。 自分がそのマップを見て内容を思い出せれば良いのですから、枝分かれに論理的なつながりは要りません。 また、本の全体を網羅するようなマッピングも必要ありません。 自分が読んで面白かったところや、使えると思った部分だけで構いません。 次に読んだときに、新しく付け足すところがあれば「自分の成長」として喜びましょう。
あくまでも、読書メモを蜘蛛の巣状に描いているだけ、という気持ちを忘れずに。
アプリを使おう
絵や図が描ける手描きも便利ですが、SimpleMind Free mind mappingやMindMeisterなどのマインドマッピングアプリを使ってみましょう。 手描きだと書き込んでいくうちに場所がなくなってめちゃくちゃになってしまいがちですが、アプリなら常にスッキリ見やすいところが良い! 色分けなども簡単にできるので、ペンをたくさん出せない移動中などに便利です。 作成したマインドマップの印刷も可能なアプリがほとんどなので、アナログ派でもとっつきやすいですね。
参考資料 トニー・ブザン著,近田美季子監訳 (2009)『マインドマップ読書術』, ディスカヴァー・トゥエンティワン MakeUseOf「10 Calming Apps to Destress & Clear Your Mind」

