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年の瀬が迫り、2015年の一年間を振り返る季節となりました。今年も多くの出会いがあったのではないですか? 去年、一昨年、5年前にも同じように色々な出会いがあったと思いますが、そのご縁は今も続いていますか?
今はもう「単なる昔の知り合い」かもしれませんが、久しぶりの再会が縁で一緒にビジネスを始めたり、同じ資格を目指していることが分かって勉強仲間になったり、という話は珍しくありません。

今回は、人生を豊かにするためにも、そして勉強や仕事をする上で欠かせない人脈づくりのためにも役立つ、「年賀状」にフォーカスを当ててみました。

badge_columns_1001711年賀状のはじまり

年賀状(ねんがじょう)とは、新年に送られる郵便葉書やカードを用いたあいさつ状のことである。日本では多く取り交わされ、日本に近い韓国、中国、台湾にも似た風習がある。これに対して、欧米などではクリスマス・カードやグリーティングカードで「新年のあいさつ」を済ませてしまうので、在外日本人を除き、年賀状の文化は無い。

出典:Wikipedia 年賀状

年賀状に似た慣習は、奈良時代には既に存在したと言われています。その頃は実際に家々を挨拶して回るのがならわしでした。時代が進むにつれ、他人や業者を使って挨拶状を送るようになったとか。その理由のひとつとして、遠方まで手紙を届けることができるように文明が発達したことが挙げられます。
あらゆる手段を使って新年のご挨拶を、という姿勢がとても日本人らしくて筆者は好きです。

また、現在では当たり前の『お年玉付き』郵便はがき(年賀状)が初めて発行されたのは、1949年。同じ年には、
●東京証券取引所の設立
●中華人民共和国の成立
●湯川秀樹、ノーベル物理学賞を受賞(日本人初のノーベル賞受賞者)
●穴がある五円玉の発行
などがあります。
戦争終了から4年。焼け野原になった東京を中心に少しずつ新しい歩みを始めた時代なんだな、というのが分かりますね。

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badge_columns_1001711年賀状のいま

毎年、年賀状が何通ほど日本を駆け巡っているか、ご存知ですか?
2003年用の44億5936万枚がピークで、2015年用は30億2285万枚。少しずつ減少してしまっているのは残念ですが、人口がざっくりと1億人であるとして、単純計算では今でも一人あたり30~40枚のはがきを買っていることになります。

発売枚数は減ったものの、インターネット時代に即した様々なサービスが誕生しています。
数年前からは日本郵便がWebサイトからダウンロードして使うタイプのサービス『郵便年賀.JP』を開始しました。最新のサービスでは、『ウェブキャラ年賀状』という、インターネット上でのみ取り扱っているものもあります。様々なキャラクターを使ったデザインを自分で組み合わせて注文することができるので、楽しめます。筆者も使ってみましたが、ドラッグ&ドロップでほとんどの作業ができてしまう上にクオリティも高くて、驚きました。

さらには、住所がわからなくても出せてしまうオンライン年賀状も近年注目を集めています。つまり、普段はチャットツールなどでしか付き合いのない人にまで年賀状を送ることができる時代なんですね。オンラインで仕事を済ませるスタイルでビジネスライクに付き合っている、という人たちへも新年に挨拶をすることができるなんて、素敵なシステムですね。

badge_columns_1001711年賀状がしてくれること

とは言っても、一年で一番忙しい師走。「ただでさえ忘年会やイベントで時間がないのに、年賀状なんて書けないよ」という声が聞こえてきそうですね。
でも、ちょっと考えてみてください。今までのあなたの人生の中で、多くの出会いがありませんでしたか? その中で、今も頻繁に顔を合わせられる人はごくごく一部のはず。そういった久しぶりの人に、いきなり電話をしたら「何かの勧誘!?」と怪しまれるかもしれませんが、年賀状ならむしろ「覚えていてくれたんだな」と喜ばれるのです。
それって、不思議で、とても素敵なことだと思いませんか?

筆者の実体験でいえば、何年も音沙汰のなかった文通相手に思い切って毎年年賀状を出していたら、ある年、返事が来ました。「あなたから来た手紙に返事を書いていなかったから、連絡しづらかった。年賀状を送ってくれて本当にありがとう」と。とても感動しました。

筆者は、小学校の先生や高校の先生、元職場の上司にも年賀状だけは出しています。お世話になっていた当時から続けていたので、当時学校で質問をしたり職場で相談を持ち込んでも、快く対応してもらうことができていたのには、多少の年賀状効果もあったと思います。

***
いかがでしょうか。できれば一年に一度、大切な人や昔お世話になった人への「元気だよ」を送ってみてください。年賀状という文化がどんどん薄まっているからこそ、きっと暖かい気持ちを届けられます。年に一度の「お元気ですか?」は、誰が誰に送ってもいい、魔法の手紙なのです。

<参考文献>
Wikipedia|年賀状
郵便年賀.JP
JBPRESS 知り合いが大勢いるのに「人脈」のない人


横浜国立大学卒業。ライティングオフィス『シーラカンストークス』所属。過去に大学職員、プロ家庭教師の顔を持つ一児の母でもある。趣味は整理収納。