先延ばし癖を脱出するための3つのステップ

学校で課題が出されても、締め切りは先だし、まだやらなくていっか……。 そうして放置して、気が付いたら締切直前!いつもギリギリで提出する…そんな人はいませんか? 今回は、そんな先延ばしを卒業するためのすぐに取り掛かれる極意をお伝えします。

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badge_columns_1001711スケジュール管理はカレンダーで!

告知された時には締切はとても先に思えたのに、ある瞬間にカレンダーを見てみたら、意外と近かった!なんて経験、ありませんか?

これを防ぐために、スケジュール管理をしっかりするのが理想的。先延ばし癖のある人は、スケジュールを管理するツールを持っていないか、ツールは持っているものの整理しきれていなくて、書いても確認ができていない状態かのどちらかです。 そこで、先延ばし状態から脱出するためにおすすめしたいのが、

1、クリアファイル 2、カレンダー 3、2色以上あるボールペン1本

の3点セットです!

クリアファイルは、中身の見えるもの。 カレンダーは、雑誌を買ったりすると付録でついてくるような、二つ折りにできて、上側が写真で、下が書き込みができるカレンダーで、というタイプのもの。よくあるタイプのものです。画像は2014年11月のESSE付録の今年のカレンダーです。

img0100190642251 これを二つ折りにして、カレンダーの面をクリアファイルから見えるようにして入れます。 これでツールは完成です! あとは課題が出たり、予定ができる度にガシガシ書き込んで行ったらOK! 課題は、締め切りの日に赤印で締切時間と共に目立つように書き込みましょう。このツールのいいところは、手帳と違って、開く手間なくいつでも簡単に書きこめて、かつ意識しなくても見ることができるという点。 最近は、こうした月間のカレンダーがノートになった商品も発売されていますね。予定と別にメモもしたい人はこちらを利用してみてもいいかもしれません。こういったものを利用する時も、今月のページを開いて、クリアファイルに入れていつでも見える状態にしておけば、同じ効果が期待できます。 MARK’S ノートブックカレンダー

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画像と販売:ONLINE MARK'S

badge_columns_1001711課題を細分化する

ついつい先延ばしにしてしまいがちな人に多いのが、たくさんの課題を前に、何から手を付けたらいいかわからなくて、とりあえず思考停止……というパターン。 そこで、さっきカレンダーに書き込んだ課題一つ一つについて、その課題を終わらせるには、まず何をすればいいのか、を考えてみましょう。 例えば、ある授業のレポートを一週間後には提出しなければいけないとします。 でも、実際にやらなければいけないのは、レポートを書いて提出するだけではありません。 課題に必要な準備を考えてみると、

①授業用ノート、プリントを集める ②参考文献を選ぶ ③参考文献を図書館に行って借りてくる ④出された課題に従って、プリントや参考文献を見て、テーマを決める ⑤書く ⑥印刷 ⑦提出

という7つもの項目が隠れているのです。 この項目一つ一つも達成目標として、横にチェックボックスを設けてしまいます。すると、レポートを提出するという一つの課題だけでも、7つの課題が達成できたことになります。 人間は、到達しやすい目標の方ががんばりやすい。

マラソンの時に、まずはあの3本先の電柱まで、次はあの踏切まで、と小ゴールをたくさん設けて、最終的なゴールに向かう方が、やる気を継続できて、課題を達成しやすくなります。 更に、課題が具体化することで、立ち向かいやすくなる効果もあります。「来年はリア充になる!」という目標よりも、「色々な友達に遊びに誘うメールをしてみる」という目標の方が、とっかかりやすいですよね。 やるべきことは、一つ一つ分解して、とっかかりやすくしてしまいましょう!

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badge_columns_1001711決めたらあとはやるだけ!

スケジュール管理もしっかりして、やることリストに優先順位をつけたら、あとはやるだけです。課題をやる前はこんな量終わるわけない……など不安になって、逃げたくなってしまうかもしれません。 でも、逃げればさらに課題は重くなります。きちんと書き出したからには、自分に向かってやると宣言したも同じ。先延ばしせずにやり抜いて、達成感を味わってみましょう。 最後に、『大地』の著者として有名なアメリカの女流作家、パール・S・バックの言葉より。

わたしは気分が乗るのを待ちません。そんなのを待っていたら、何も達成できなくなります。大事なのはとにかくとりかかること。これを知るべきです。

引用元:『地球の名言』 参考:ついつい面倒なことを後回しにしてしまう人が改善すべき5つのこと


京都大学文学部所属。長野県立松本深志高校卒業。ぱんだとししまいがとても好き。在学中は京都でしか見られないししまいを見てまわりたい。

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