7月10日に参議院選挙が実施され、7月31日には東京都知事選挙がありますね。朝日新聞の調査によると、今回の参議院選挙の投票率は54.70%となっており、これは戦後4番目の低さだとか。

また、今回から18歳以上が有権者となったことから、10代の有権者の投票率が大きく注目される選挙でしたが、彼らの投票率は50%を下回るという結果となってしまいしました。

10代で投票に行った人々からも「政策がよくわからない」といった声が多く、「選挙に行く目的が感じられない」と感じているようです。確かに、選挙は1日限りですし、期日前投票を行える場所も限られていて、そのシステムは少々面倒です。事実、私も初めての投票の時は面倒に感じていました。

しかし、「せっかく投票に行くなら、もっと自分に還元するものが欲しい!」と思って、今回ある方法をとってみたところ、選挙に行くのが全く億劫ではなくなり、むしろこの期間を楽しむことが出来ました。今回はその方法を、みなさんにお教えします。

1.政策を知ろう

政策を知ることは、日本を知ること。日本で仕事をしている人なら、日本の現状を知っておかなければ、仕事で差をつけられてしまうのは当然。学生であっても、就活を行う前に日本のことを知っておくのは、決して無駄なことではありません。

ゆえに、選挙という機会に、日本の政治を理解することを目標として設定します。その第一段階として、まずは各政党の政策にざっと目を通してみましょう。

各政党が政策を明文化して公表し、それをマスコミがまとめて発信しているので、他の期間に比べて簡単に政策について学ぶことができます。

大まかな政策に目を通し終わったら、なんとなく良さそうだと思う政党を1つ決めます。これで第1段階終了です。

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2.ディベートしてみよう

次に、友達や同僚と良いと思った政党について議論してみましょう。自分が良かったと思う理由を話したり、相手がなぜ良いと思ったのかを聞いてみるのです。

他人と話をしてみることで、自分が何を理解していないのかがハッキリしてきます。これはソクラテスの述べる「無知の知」であり、その時点で1つ成長したことになります。そこでハッキリしてきた自分が理解していないことを解明していきましょう。

ネットの情報を使ったり、人に聞いてみるのもありです。その情報をもとに、改めて議論してみてください。先ほどよりも深い議論ができるはず。そして、より深い議論は、より細かい疑問を呼びます。

例えば、アベノミクスの概要について理解すると、その中身の金融緩和について議論できるようになりますが、今度はその仕組みがわからず、どんどんと細かい疑問が生じてきます。

このように、「議論→調べる」の繰り返しを行うことで、いつの間にか政策について理解できるようになっています。同時に、自分の政策に対する立場も自然と形成されているので、投票先も自然と1つに定まってくるでしょう。

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3.投票先を聞いてみる

政治への理解を深めて投票に行ったら、家族や友人に、どこに投票したのか尋ねてみましょう。自分とは異なる知見を聞くことで、政治に対する考え方の幅の広がりにつながります。

普段、政治の話題を出すことがないような人も投票に行った後であれば気軽に聞くことができるでしょう。

また、そうやって選挙を真剣に考えた人は、必然的に政治の動向が気になってきます。政治に関するニュースが自然と目に留まるようになり、普段から政治に関心が湧くようになるのです。

結果、選挙のない期間も政治の動向を把握することに繋がり、仕事や学校の勉強にも役立つようになることでしょう。

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せっかく投票に行くのですから、そこで終わらせるのはもったいないことです。選挙は、政治の理解を深める良い機会なので、ぜひ有効活用してみてください。

(参考)
朝日新聞DIGITAL|投票率54.70% 戦後4番目の低さ 朝日新聞集計
日経ビジネスONLINE|初めての選挙、10代投票者は「ここが不満!」