勉強に集中していると思っていても、突然 「あ、そろそろ友達からLINEの返信来たかな……」 というふうに、何か気になることが生まれることって、結構ありませんか? 私は、しょっちゅうありました。今回は、こんなときの対処法をお話しします。
人は、「いけないこと」の方に興味を向けてしまう
では、こういう事態の対処法として正しいのは、次のどちらでしょうか?
A:「気になってしょうがないから、先に返信しとこう」 B:「今は勉強に集中しないと。LINEの返信のことは一旦忘れよう」
答えは……
実は、どちらも不正解なんです! この理由を、順に説明していきます。
スマホは、一度触ったら離せない
まずAについて。 皆さんは、本当に、「友達のLINEに返信して、すぐスマホを手放す」ことができますか? 私は無理です。絶対、「ついで」と称して、Twitterをチェックしたり、サイトをチェックしたりしてしまいます。
StudyHackerでも、今や世界中の学生がスマホ依存であることは紹介しています。 (スマホ依存から抜け出すたった1つの方法) これは、多くの人にも当てはまるのではないでしょうか?
「考えるな」と考えるほど、忘れられなくなる
つづいてBについて。 皆さんは、「シロクマの実験」をご存知でしょうか? これは、「シロクマについて絶対に考えてないでください」と言われると、余計にシロクマのことを考えてしまうというものです。
「LINEのことは忘れよう、忘れよう……」と思うたびに、あなたはLINEのことしか考えられなくなっていくのです。 こうなれば、もはや勉強どころではないでしょう。
「付箋」で欲求を客観視しよう
そんなときに役立つお助けアイテムは、ずばり「付箋」。
「LINE返信」と書いて、壁に貼っておく。 文字にすることで、自分の欲求を客観的に把握することができます。 こうすることで、いったん欲求を頭の外に追い出してしまうのです。 また、勉強中にたまった付箋を見返せば、
「これだけ勉強をがんばったんだ」
という達成感も得られ、一石二鳥です。 勉強が終わったら、付箋に書いてあることを、どうぞ心置きなくやり尽くしてください。
*** いかがでしょうか?
付箋があればできる、「誘惑を断ち切る方法」。 皆さんも、ぜひやってみてください。

