何もない日曜日、朝8時に目が覚めてその日1日が有意義になるか、それともダラダラと過ぎていくのかはスタートで決まる。今日は「はかどる1日にしたい」というとき、ぼくはとりあえず駅前のスタバに行く。なぜなら「お得」だから。

スターバックスといえば、ビジネスマンがiPadで仕事をし、女子大生がおしゃれ税のたっぷり課されたドリンクを片手に集っているイメージがついてまわる。美味しいけれど、ハイソで「お高い」と思われている。それはある程度事実なのだけれど、いやだからこそ、そこを安く快適に利用しよう。

本記事は「STUDY HACKER」ならぬ「STARBUCKS HACKER」でお届けいたします。

■ STEP 1. 必要なお金を持とう

スタバの飲み物は高い。これはまぎれもない事実。
けれど、工夫次第で意外とお得に過ごせる。
今日の予算は410円(コーヒー2杯分)。以上である。

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■ STEP 2. 飲み物を注文しよう

注文する飲み物はドリップコーヒー、ショートサイズ。これ一択。ホットでもアイスでも、好きな方を注文しよう。302円だ。残る108円は STEP 6. までとっておこう。

■ STEP 3. 飲み物の好みを伝えよう

シロップやチョコレートチップなどの奢侈品を追加するいわゆる「カスタマイズ」ではないので注意されたし。スタバでは注文時に「ぬるめ」や「氷少なめ」などの調整をお願いできる。アイスコーヒーで勉強しながら長居を決め込むなら、コーヒーの薄まり過ぎない「氷少なめ」がオススメだ。

■ STEP 4. コーヒーを自分好みにカスタマイズしよう

さぁ、ランプの下で飲み物を受取ったら無料でワンランクアップさせよう。スタバには砂糖やミルクなどを追加できるコンディメントバーがある。しかも、普通の喫茶店では考えられないくらい豪華で、ココア・バニラパウダー・シナモン・ミルク(無脂肪乳まである)・シュガー・ガムシロップ・ハチミツなども揃っている。呪文のような長い言葉で注文しなくても、ここでたっぷり自分好みの飲み物を作れるのだ。

■ STEP 5. 勉強しよう

いよいよ、本日のメインの勉強に取りかかる。自分一人で部屋にいるのではなく、周囲の目があるからカフェではサボってしまいにくい。勉強していてつい嫌になったり集中力が切れてしまいやすい科目を攻めるにはもってこいの時間になる。

■ STEP 6. おかわりしよう

1杯目のコーヒーを飲み終わったらおかわりにいこう。おかわりは108円で注文できる。ちょうど一段落ついたときの気分転換にもなる。もし、そろそろ出なくてはいけない時間だったら、レシートをお財布の中にしまっていこう。当日中なら、他の店舗でも108円でおかわりができる太っ腹サービスが使える。

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■ STEP 7. 再び勉強しながらコーヒーを飲もう

コーヒーに「覚醒作用」があることは知られているので、眠気覚ましに飲む人も多いのでは? 実は他にも勉強後にカフェインを摂取することで、記憶を維持する効果が指摘されている。ここで一杯飲めば、さきほどの勉強の定着にも、これからの勉強の集中力アップにも繫がる。

■ ONE MORE STEP. タンブラーを持参しよう

タンブラーを持っていけば、20円引き(税抜き価格から)で販売してくれる。環境にも優しいし、自分のいつものタンブラーで飲めるし、割引してもらえるし、一石三鳥だ。

starhacks

badge_Columns_100結局本当にお得なの?

まず、気になる値段を比較してみよう。サイゼリアのドリンクバー単品は280円。ガストでは431円。ご飯とのセット価格はより安くなるが、トータルではよりまとまった額になってしまう。

それから大きいのが環境。勉強でも読書でも、自分のテンションを良い状態に持っていくことが大切。時間を持て余した人たちがたむろするファストフード店やファミレスよりも、時間を有効に使おうとする人の集まるカフェに行けば、効率はグッと上がる。100円マックはたしかに安いが、客の回転を上げるために用意された硬い椅子でどれだけ集中力できるかは疑問が残る。結局コスト自体は安く押さえられても、コストパフォーマンスはあまり良いとはいえない。それに、スタバでならファストフード店の油の匂いや、他のチェーンコーヒー店のタバコ臭が髪や洋服についてしまうこともない。

そう考えたらスタバのドリップコーヒー2杯で410円は意外と高くない。
集中できる環境で「はかどる1日」の対価としては安いくらいではないだろうか。

参考サイト
・記憶を長時間維持したいなら、濃いめのコーヒーを「学習後」に飲むと効果的であることが判明:米研究
http://irorio.jp/kondotatsuya/20140113/102024/

(2016年5月編集部加筆)


東京大学大学院 総合文化研究科 超域文化科学専攻 表象文化論 修士課程。私立武蔵高等学校卒業。19世紀から20世紀にかけての美術とグラフィック・デザインを研究する傍ら、自らもデザインの仕事を手がけている。東京大学立花隆ゼミ+立花隆『二十歳の君へ』など。