家にいるとき、暗記はどこでやっていますか? 自分の部屋? リビング?
いえいえ、家の中には、もっと暗記するのにうってつけの場所があります。 今回は、家の中で暗記に最も適した場所をご紹介します。
そうです、トイレが暗記に最適なんです! トイレの壁に暗記したいものをまとめたリストを貼って、トイレの時間中に見るだけ。
受験生時代の私はこの方法を使って、トイレにいる時間だけで、センター試験に必要な日本史・生物の知識を覚えきりました。
では、トイレが暗記に最適な理由をお話しします。
1.静かで落ち着けるし、何もない
トイレは1人で静かな時間を過ごしたいときに、けっこう便利な場所です。
自分の部屋だとスマホが手もとに置いてあって、何かと気になってしまいます。 リビングだと、家族の一挙一動がチラチラ見えて、気が散ってしまいます。
でも、トイレなら、狭い個室ですから、スマホもないし、誰にも見られることもありません。 ただし、長時間占拠しすぎないようにしましょうね。
2.毎日必ず、一定の頻度で入る
トイレに行かない日は絶対にありません。 休日だと、1日に4~5回はトイレを利用すると思います。
ということは、1日の中で、適度な時間間隔で定期的に見ることができるということ。
勉強、特に暗記に関しては、「1度で、じっくり」よりも「何度も、さらっと」のほうが頭に定着しやすい、というのは、勉強の新常識。StudyHackerでも紹介したことがあります。 (復習は短時間で! 京大生が実践する「さらっと復習法」) (脳が勝手に覚えてくれる! 繰り返し読み勉強法の驚きの効果)
3.ド忘れしにくくなる
皆さんのお家のトイレも、たぶんほぼ100%、洋式だと思います。 ということは、座った体勢でじっくりと集中できます。
以前、StudyHackerでは、 「試験の時と同じ体勢(=座っている状態)で勉強すると、試験中にド忘れしても思い出しやすくなる」 ということを紹介しました。 (知らない人は損をしている。ど忘れをなくし、記憶をひきだす簡単な方法)
まさに、トイレは座っている時間を有効活用できるピッタリの場所だということですね。
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いかがでしょうか? 前述の通り、私は、家のトイレの壁に暗記事項を張り付けて、その時間で日本史と生物の暗記をやりつくしました。
一回のトイレにいる時間は、微々たるものかもしれませんが、「塵も積もれば山となる」です。 皆さんも、ぜひトイレにいる時間を有効活用してください!

