自分についつい甘くなってしまうことで、悩んでいる人はいませんか。 そのような性格は勉強のみならず、ダイエット、仕事、生活のすべての場面において、あなたの夢の実現を妨げてしまいますよね。
今回は自分に甘かった私が、受験を乗り切るために決めていた3つのルールのお話です。
ノルマが達成できなかった日は300円貯金
勉強していて、夜も遅くなってくると「今日はノルマは達成できなくても、これだけ頑張れたんだしいいいかな」と奇妙な満足感の元、勉強を途中でやめてしまうことがあります。 私は自習室から帰ってきてからや寝る前のもうひとふんばりがなかなかできず、毎日自分で決めたノルマをこなしきれていませんでした。
そこで私が決めていたルールが、「ノルマが達成できなかった日は300円貯金」。 毎日300円貯金に回してしまうと、一か月で9000円。結構な額がお財布から消えてしまうことになります。このルールを決めてから私は、自習室で効率よく勉強を進めて、なんとかその日のうちにノルマを終わらせることが、今までよりできるようになりました。
そうしてその300円で毎日マネケンのワッフルを買うことが、毎日の楽しみなり、明日へのモチベーションにもなっていたのです。
とにかく部屋から出ない
勉強の合間にちょっと休憩のつもりで友達とおしゃべりを始めたり、ネットサーフィンをはじめて、10分15分のつもりが、2時間3時間の大休憩になってしまうことがあります。 毎回休憩を始めるときは、「今日はこの前みたいに大休憩にならないようにさっと切り上げるぞ」と思うのですが、いつも休憩し始めた途端、スマホやおしゃべりに夢中になり、同じ過ちを繰り返してしまうこともしばしばでした。
そこで私が決めていたルールが、「とにかく部屋から出ない」。 私は家ではなかなか踏ん張りがきかず、勉強できなかったので自習室で勉強できる時間を最大限活用するために、とにかく自習室からトイレ以外の用事ででないように心がけました。
自習室内にいる限りは友達ともおしゃべりできないので、それで時間を浪費する心配はありません。また、自習室内でちょっと休憩と思ってスマホをいじりはじめても、周りがみな勉強しているので、なかなかスマホをいじり続けようという気にならず、それで時間を消費してしまう心配もなかったのです。 ですので、誘惑に勝てそうにないときは、その誘惑の原因になるべく近づかないようにする、というのがこのルールです。
荷物は必要最低限
勉強中なのに、気づいたら手帳を眺め返していたり、筆箱の整理を始めていたことはありませんか?私はよくしてしまいます。それだけでなく、古文の勉強をしていて、途中でしらべることがでてきてノートを見返しているそばから、中途半端にはさまれたルーズリーフが気になり、もう使う予定はないのにプリントやルーズリーフを整理したりもしてしまいます。
そこで私が決めたルールが「その日に使う勉強道具以外をかばんに入れない」というもの。 手帳も日中そんなに人と会う予定やバイトのシフトを出す予定がなければ使いません。筆箱の中身だって、自習室で1日勉強するならマーカーとシャーペン、消しゴム、赤ペン以外はすべて家においていてっも構わないでしょう。ノートもルーズリーフにとっているのなら、いつもよく見返すページだけ切り離して持っていけば、いちいち眺め返さずに済みますし、荷物の削減にもつながります。
「とにかく部屋から出ない」ルールにもつながりますが、自分が気が散りそうなものがあればすべてそれは家において出かけましょう。誘惑の元がなければ、誘惑に負けずに済むのですから。
*** この3つのルール、ときには誘惑に負ける日もありましたが、これを決めてからは、うまく自分を律し、毎日ちゃんと結果を残せたのではないかと思います。 自分をうまく律せると、結果が出るだけでなく、気分もよいもの。楽しく充実した日々を過ごすために、みなさんも自分だけの『マイルール』決めてみてくださいね。

