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「この二十年間、明日からやろうといつも思っていました」

これは、『東大に合格する記憶術』という本の中で紹介されているエピソードに出てくる言葉です。あるテレビ番組で、痩せられずにいる女性が、インタビューで、「これまでダイエットをしようと思ったことはなかったのですか?」と聞かれて、冒頭のように答えていたそうです。
『明日やろうはバカ野郎』『同じ今日は二度と来ないから今日を大事に生きよう』
こうしたフレーズを聞いて、なるほどそうだなと思っても、なかなか実際には「今日でやりきるぞ!」と思って生きている人は少ないのではないでしょうか。私もそうです。なんとなく漫然と、明日やればいいか、と問題を先送りにしがち。
ですが、人生は「今日」の連続です。明日やろうと思っていたらいつのまにか20年経ってしまうこともあるんです。
そこで今回は、「今日」を最大限活かして生活するためのヒントをご紹介します。

badge_columns_1001711「今日」を最大限活かす方法とは

最初に答えを行ってしまうと、「今日」を最大限活かすために必要なのは、「未来」を常に想定することなんです。
「今日」という「今」を充実させるために、なぜ「未来」を想定することが必要なのでしょう。

次の場面を想像してみてください。

明日はいつもより早い時間に起きて外出しなければいけないとします。
今は夜10時。あなたはごはんを食べた後、自分の部屋でのんびりしています。
そこに、階下からお母さんの声がします。
「お風呂に入りなさーい」
Aさんは、なんとなく面倒だな、と思い、そのままごろごろ。気が付いたら12時近く、慌ててお風呂に入って、出てからも髪を乾かすのが面倒だな、と思ってだらだら。結局寝るのは2時すぎに。翌朝眠い目をこすりながら外出します。
Bさんは、なんとなく面倒だな、と思いましたが、明日は早いということを思いだし、お風呂に入って早めにベッドに入りました。翌朝すっきり目がさめて、外出します。
さて、あなたはどちらのタイプでしたか?

このエピソードから、どちらの方が「今日」を活かせているかというと、もちろんBさんです。
Bさんおそらく、普段から行動が早い人、やらなければいけないことをきちんとできる人なはず。
そういったいわゆる「できる人」、「今を生きることができている人」の特徴は、「その人の中で見えている時間軸が長い」ということです。
Aさんは「今」面倒だから、ごろごろしていたい、と「今」の自分の欲求を優先した結果、翌日の「未来」の自分が、眠気と戦うことになってしまいました。これは、Aさんが目先のことしか見えていないということを示しています。
Bさんは、「未来」の自分の予定から逆算して、「今」お風呂に入るべきだと、「未来」のために今しなければいけないことを冷静に分析し、その結果すぐお風呂に入ったことで見事「未来」の自分の幸福をつかみ取っています。

つまり、「未来」を常に想定した長い時間軸を自分の中に持ち、そこから逆算して「今」の自分の行動を決めることで、最大限「今日を活かす」ことができるんです。
今の例を見てもらってもわかるとおり、「今日を活かす」生き方をすると、未来が幸福になるばかりか、「今」の自分が、未来にも価値を持つようになります。

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ここで見てもらいたいのが、本田圭介選手、石川遼選手、イチロー選手の卒業文集です。
全文は長くなるので、こちらのサイトを参照してみてください。

本田圭佑、イチロー、石川遼の卒業文集がヤバすぎると話題に!|NAVERまとめ

この三人の選手の卒業文集を読むと、共通点があるのがわかると思います。
それは、未来のなりたい自分がきちんと描けていて、その「未来」から逆算して、「今」の自分が何をすべきかが考えられているということです。
やはり、見えている時間軸が長いんです。

私たちも時間軸を長く見通せるように日頃から心がけると、この偉大な三選手のように、なりたい「未来」の自分になれるということ。
今日から、ちょっと先の未来をいつも想定しながら、今日を生きてみませんか?
最後に、偉大な芸術家、パブロピカソの言葉を。

明日に延ばしてもいいのは
やり残して死んでもいいことだけ

[引用元:最高の芸術家であり、最強のビジネスマンであった「パブロ・ピカソ」33の名言]

引用文献
宮口公寿/2011/株式会社PHP研究所/『東大に合格する記憶術』


京都大学文学部所属。長野県立松本深志高校卒業。ぱんだとししまいがとても好き。在学中は京都でしか見られないししまいを見てまわりたい。