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勉強や仕事など、やりたくなくてもやらなくてはならないことというのが世の中にはたくさんあります。それをなんとかやっていくために必要なのが「やる気」です。
ですが難しいもので、やる気というのは出そうと思って出せるものではありませんよね。いざやり始めてしまえば意外とすぐ終わるようなことでも、最初になかなかやる気が出ず、長らく達成できなかったことというのは多くの人が経験したことのあることだと思います。
そこで、今回は「とりあえず5分」をキーワードに、失敗しない方法を考えてみたいと思います。

やる気が出ない理由とは

やる気が出ない理由は主に2つあります。
「やらなきゃ」という義務感と、「やっても意味がない」という無意味感です。
義務感というのは、「勉強自体が嫌だ」という気持ちに反して勉強をしなくてはならない現状から生まれてきます。その義務感も手伝って、勉強を開始するときのハードルが高くなってしまい、やり始めればすぐなことはわかっていても、やる気が出なくなってしまうのです。

次に無意味感には様々な要因があります。例えばあまり目的意識を持たずにその勉強を始めてしまったとき。この場合、取り組んでいる課題が困難なものであればあるほど、なぜそれを頑張っているのか、なぜここまで頑張らなくてはいけないのかがわからなくなり、やる気を喪失してしまうことにつながります。また、例えばスケジューリングを間違えてしまったとき。頑張っていてもやり始めたら意外と時間がかかることがわかり、どうせ間に合わないんだろうなとやる気をなくしてしまうパターンです。
この2つが主な「やる気の出ない」理由ですが、この2つをカバーできる方法こそが、「とりあえず5分」勉強法なのです。

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「とりあえず5分」がうまくいく理由その1

まず、「とりあえず5分」やってみることで、義務感の問題を解消することができます。
勉強のある分野だけでも勉強しようと思ったら、まず5分で終わることはありません。最低でも30分から1時間は必要でしょう。
想像してみてください。目の前に難しそうな英語の本があります。これを1時間読め、と言われたらとても億劫で大変そうな気がしますが、5分だけでもいいから読んでみて、と言われれば、5分だけなら頑張れそうだな、という気がしませんか。このよにとりあえず5分という方法をとれば最初の心理的ハードルを低くすることができます。
また、とりあえず5分、でやる気スイッチを入れることができます。脳には「側坐核」という部分があり、ここは体や頭を動かすことで刺激されドーパミンを出してくれる、いわゆる「やる気スイッチ」のような場所です。よく「なんにもやる気が起きない。」という感情に襲われる方は、一度やる気が出なくても5分だけ動いてみてください。その行動こそがやる気を生むのです。一度やる気が出てしまえばこちらのもの、その屋やる気を火種にまたやることで、さらにやる気が生まれるという
よいサイクルが生まれます。

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「とりあえず5分」がうまくいく理由その2

次に、とりあえず5分やってみることで無意味感も解消できます。これは勉強に限った話ではありませんが、手を付けてみたら、意外と今まで自分が抱いていたイメージと違ったものってありませんか?勉強でもそうですし、食べ物でも、趣味でも、人間関係でも、一歩踏み込んでみると意外と思っていたものとは違った、なんてことざらにありますよね。
勉強においても、やったこともないのに目標や計画を立ててしまうために、後々無力感に襲われてしまうのです。だったら「5分」やってから考えてみましょう。その勉強は何の能力を伸ばすのに役立ち、何をするのに必要な能力なのか。自分はその勉強が得意なのか不得意なのか、そのうえでそれをするにはどれだけの時間がかかりそうなのか。それをしっかりわかったうえで計画や目標を定めれば後々無意味感に襲われる心配も少なくなります。もちろん、5分でわからなければもう少しやってみても構いませんし、大事なのは「食わず嫌い」をしない、ということです。

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どうでしたか?
たったの5分やってみるだけで能率も速度も、それから達成度もずいぶん変わります。たった5分、されど5分。これからの5分をどうか、未来に投資する価値ある5分に変えてみてください。

(参考)
Counseling Servise|やる気の心理学
天職の見つけ方|やる気のスイッチ!クレペリンの作業興奮をためしてガッテンが検証。側坐核からドーパミン!


京都大学法学部所属。京都教育大学附属高校卒業。高校の頃は生徒会をやりながら模擬裁判選手権で関西大会三連覇を果たす。大学ではよさこい踊りを踊るサークルに所属し、1年中お祭りに参加するために全国を駆け回っている。