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【法人様ご導入例】TOEIC®300点台からスタート、上司も認める英語力の伸びを実現!

上司も認める英語力の伸びを実現1

2015年の開校以来、多くのビジネスパーソンの英語力を伸ばしてきた英語のパーソナルジム『StudyHacker ENGLISH COMPANY』。その最大の特徴は在籍するトレーナーの高度な専門性。大学・大学院で言語学や英語教授法、またその周辺領域を学んだ指導経験豊富なトレーナーが多数在籍しています。



今回は、ENGLISH COMPANYの法人向け英語研修を導入されたサイバーリーズン・ジャパン株式会社さまより、枝木葉子さんと担当の高田トレーナー、また枝木さんの上長であり、同社People & Culture, Senior Directorである小川哲志さんにお話を伺いました。

枝木さんがどのようなプロセスで英語力を伸ばしていったのか、明らかにしていきます。

※インタビュー当日は全員マスク着用の上、手指消毒・換気・ソーシャルディスタンスの確保など、感染症対策に十分注意してお話を伺いました。

グローバル化が進み、英語力の底上げが課題に

——それでは、小川さんにお話をお伺いします。よろしくお願いします。まずは御社について教えてください。

小川さん:Cybereason Japanは、セキュリティソフトの開発・販売を行っている会社です。最大の特徴は、機械学習(AI)をベースに、高度なサイバー攻撃を阻止するプラットフォーム(EDR)にくわえ、次世代型アンチウイルス(NGAV)機能を搭載し、侵入防止から検知・対応までのすべての攻撃ステージを保護するセキュリティ対策を実現している点です。

Cybereason Japanは国内の大手IT企業と共同で設立されましたが、昨年親会社がCybereason Inc. へと変わったことで、外資系企業としての色がいっそう濃くなりました。

——英語研修を導入された理由について教えてください。

小川さん:大きく2つあります。

1つ目は社員間の情報格差を懸念してのことです。外国人社員が増え、会議や社内連絡が英語で行われるようになるなど急速なグローバル化が進むにつれ、英語ができる社員とできない社員の情報量に差が見られるようになりました。国内セールスのような、以前なら英語があまり必要なかった部門でも英語力が求められるようになり、その層をサポートしたいと考えました。

2つ目は、グローバル環境の中で活きるワンランク上の英語力を身につけて欲しいと思ったことです。英語での読み書きがある程度できる社員でも、Global teamとの会議で臆せずに伝えたい事をしっかり伝えるのはかなり難易度が高いものです。そこで対応できる実力を養うことも導入のポイントとなりました。

上司も認める英語力の伸びを実現2

——スクールはどのように選ばれましたか?

小川さん:短期集中で結果を出せること、基礎から体系的に学べること、学習習慣を身に付けられること、を重視しました。

英語学習は正しい知識と学習法を身につけた上で、最終的には「学習を続ける」ことこそが重要であると考えています。そうした点からコーチング系スクールに絞って選ぶことにし、自ら他社の体験授業も受けましたが、体験授業を受けた社員の反応が良かったため、ENGLISH COMPANYに決めました。

——これまでに10名ほど受講されています。研修生はどのように選出されているのでしょうか?

小川さん:希望者には平等にチャンスを与えています。ただし必ず事前にゴールを設定させ、それに到達しない場合は全額自己負担ということにしています。

——本気で英語を学びたい方にとっては理想の環境ですね!

上司も認める英語力の伸びを実現3

電話、メール、会議、同僚……。英語ができれば。

——それではここからは、実際にトレーニングを受けられた、枝木葉子さんと、担当の高田トレーナーにお話を伺います。よろしくお願いいたします。

枝木さん:よろしくお願いします。

高田トレーナー:よろしくお願いします。

——枝木さんは、人事異動と重なる多忙な時期にトレーニングを開始。お忙しい中学習を続け、「ENGLISH COMPANY」 卒業後は、自習型コンサルティングサービス「STRAIL(ストレイル)」でも学習を継続されました。英語力を伸ばしたいと強く思われていたことがうかがえますね。

枝木さん:そうですね。仕事では英語の電話をとることが多いのですが、相手の言っていることが分からず困っていました。メールも英語ができる人に訳してもらったり、Google翻訳でやり過ごしていました。また、会議では大切な話を聞き逃しているのではないかと不安を感じつつ、周りが拍手をしたら合わせてしてみたり(笑)。外国人の同僚ともっとコミュニケーションが取れたらいいな、とも思っていました。

英会話スクールに通ったり市販の教材で英語を勉強したこともあったのですが、どれも効果を感じられず、英語力を伸ばすためには何をどうしたらいいのか、分からないままでした。

——ストレスに感じることも多かったことでしょう。そこで、研修を希望されたのですね。体験授業はいかがでしたか?

枝木さん:「全然わからない!」と思いました。「こんなにできないけど、受けさせてもらえるの?」と不安になるくらいでした(笑)。

高田トレーナー:確かに枝木さんはトレーニング開始時に受けていただいたTOEIC®模試のスコアレンジが275~395ですから、少し難しく感じたかもしれません。

でも、ENGLISH COMPANYでは、トレーナーが個々の課題に応じてベストなトレーニングをご提供しますので、受講開始の際の英語力は特に問題ありません。

上司も認める英語力の伸びを実現4

パーソナルトレーナーによる課題発見と解決アプローチ

——それでは、枝木さんは当初どういった課題を抱えていらっしゃいましたか?

高田トレーナー:大きな課題は3つでした。

すぐに気づいたのは、単語の発音および意味の正しい知識をお持ちではなかったことです。読み書きを重視する従来の日本型英語教育では文字と意味をリンクさせることが最優先で、発音は後回しになりがちです。そのため、正しいアクセントの位置を知らなかったり、ローマ字読みのまま覚えてしまっていることが多々あります。正しい発音を知らないのに、それを聞き取って理解することはできませんよね。この点を最優先で解決したいと考えていました。

2つ目は、文字を音に変えるスピードが遅いという点です。人は黙読しているときでも文字を頭の中で音に変えることによって理解をすすめていきます。この音声化のことを「音韻符号化」と言います。枝木さんはリーディングスピードが遅い、音読がたどたどしいといった症状から、この点に伸び代があると判断しました。

3つ目は、音声知覚。1つ目の課題である「単語の正しい発音を知らない」ことも正しく聞き取れない大きな理由ですが、それ加え、枝木さんは「音声変化」といって、ネイティブスピーカーが英語を発音する際に、一部の音を繋げたり落としたり、弱く短く読んだりと音を変化させる箇所の聞き取りに特に伸び代があることがわかりました。

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——それらの課題を解決するために、どのようにアプローチされましたか?

高田トレーナー:単語の発音・意味の正確性を上げるため、単語学習の際は必ず音源でネイティブの正しい発音を聞いた上で、ご自分でも発音していただくようにしました。単語テストではトレーナーが発音し即座に意味を答えていただくという瞬発力を鍛える方式でもテストをし、最終的にはほぼ全ての基礎単語で正しい発音と意味をマッチさせることができたのではないかと思います。

枝木さん:実は、当初は「発音が変でも外国人とコミュニケーションを取れている人はいるから」とそこまで気を付けていませんでした。でも、自分で言えない音って聞き取りにくいものですね。今では正しい発音を身につけることは重要だと実感しています。

——2つ目の課題「音韻符号化のスピード向上」のためにはどういったアプローチをされたのでしょうか。

高田トレーナー:音読に取り組んでもらいました。読むときに頭の中で音にすると言いましたが、その音を実際に声に出して読むことを繰り返してもらったのです。黙読より負荷がかかる作業ですが、こうして負荷をかけたトレーニングをすることで、音韻符号化がスムーズになっていきました。

同時に、英語を意味のかたまり(チャンク)ごとに頭から理解していく読み方のトレーニングやオリジナルの文法教材を使用して文法の基礎を固めたことで、リーディング・リスニングともに理解スピードが向上しました。

——3つ目の課題、音声知覚の向上についてはどのように取り組まれましたか?

高田トレーナー:まずは「音声変化のルール」を学んでいただきました。ネイティブは一定のルールに基づいて音を変化させています。このルールを知れば、自分が想定していた発音とネイティブの実際の発音との差を埋めることができるようになりますし、自分が発音するときにも伝わりやすくなります。

そのルールを学んだ上で、シャドーイングに取り組んでいただきました。まず音声変化の起こっている箇所を1つ1つ明示しトレーナーの発音を聞いてリピートします。その後はネイティブ音源を忠実に真似ることを意識しながら、毎日必ず練習していただきました。いきなり音源と同じ速度でついていくことは難しいので、はじめは速度を落としてじっくりと、最後は0.8倍くらいの速さで再現することを目標にしました。

枝木さん:シャドーイングは初めて知った学習法だったのですが、確かに自分で音声変化を言えるようになるにつれ聞き取れる箇所が増えていくのを感じました。最初は難しく感じたし照れもありましたが慣れてくると楽しくて、それ以来毎朝のルーティンになっています。また、最近は常にマスクをしていますから、道を歩いているときでも周りの目を気にせずブツブツ言っています(笑)。

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卒業とSTRAILへの継続

——そうして90日間のトレーニングを追える頃に効果測定として解かれたTOEIC®模試では、スコアレンジが460~605と、開始時よりも200点ほどアップしています。セクション別で見ると、リスニングの正答数が48→62、リーディングの正答数は33→53へと上昇しています。そして特筆すべきは、制限時間を設けず最後まで解き切った場合のリーディングの正答数です。なんと、100問中86問に正解! 大きく力を伸ばせたことがうかがえますね。

枝木さん:ありがとうございます。確かに点数も伸び、楽しく学習できて大満足だったのですが、できるようになったという実感は正直あまりなく、まだまだだなと思うことがたくさんありました。

——なるほど、それで自習型コンサルティングサービス「STRAIL」へと継続されたのですね。

枝木さん:そうです。「正しい学習法が身に付いた」「これからも一人で学習を続けていけるだけの自信がついた」と確信できるまで、あと少しサポートが欲しかったのです。それで自習をメインに週1回のコンサルティングで学習ペースを確立できるSTRAILに継続することにしました。

——STRAILで枝木さんを担当した田中トレーナーによると、「STRAIL開始時にはすでに単語・文法の基礎はできており、あとはそれを実際の読み・聞きの中で活かせるように、練習を積む段階だった」とのこと。そこでチャンクリーディングやシャドーイングを数多くこなしつつ、その精度を上げていくことに注力されたようですね。

枝木さん:はい、そうしてトレーニングの精度が少しずつ上がるにつれ、リスニング・リーディングともに理解できることが増えていったように思います。TVから流れてくる英語を聞いても、聞き取れる単語やフレーズは増えたし、以前のように「もうわからない」と投げ出してしまうことはなくなりました。

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上司も認めてくれるまでに

——今回の研修を経て、お仕事にはどのような影響がありましたか?

小川さん:英語に対する抵抗が全般的に減ったように見受けられますが、具体的に一番成長したのはメールについてではないかと思います。以前はメールを読んで理解できないときは何て書いてあるか教えて欲しいと丸腰で聞きに来ていましたが(笑)、今では概要を掴んだ上で、細部を確認しに来るようになりました。また、以前は単語だけをつなげて誤った解釈をすることもあったのですが、今では文の構造をきちんと把握できており、文脈から知らない単語の意味を推測できていたりもする。その点はライティングにも現れていて、大分筋の通った文章が書けるようになってきたようにも思います。こういう基礎の部分がきちんと備わっていれば、これからも力は伸びていくだろうと安心しています。

——心強いお言葉をいただきましたね。枝木さん、どう思われますか?

枝木さん:ありがとうございます。嬉しいです。少しずつですが、電話でも相手の言っていることがわかるようになってきましたし、会議でも内容や話し手によっては理解できることも増えてきました。外国人の同僚と英語でコミュニケーションを取り合い、英語らしい表現などを教えてもらったりもしています。この研修で正しい知識と学習法を身に付けることができたので、これからも学習を続けようと思います。

——それでは最後にトレーニングの感想とこれから英語を学ぼうという方にメッセージをお願いします。

枝木さん:とにかく受講して良かったと思っています。仕事が忙しくて高田トレーナーから毎日いただく学習オンラインサポートの文面にさえ目を通せないこともありましたが、隙間時間を活用してどうにか続けられました。

これから学ぼうとお考えの方はとにかく勇気を出してトライしてみてください。コンテンツとトレーナーを信じてついていけば必ずできるようになります。私の最終的な夢は、還暦を迎えるまでにペラペラになって、外国人相手のツアーガイドをすること! 皆さんも何か大きな目標を持って一緒に頑張りましょう。

***
今回のインタビューは、世界有数の技術力を誇るサイバーセキュリティ企業・Cybereason社の日本法人であるサイバーリーズン・ジャパン株式会社さまより、ENGLISH COMPANY・STRAILでのトレーニングを終えた枝木葉子さんと上長の小川さんをお迎えしてお送りしました。

お二人ともとても明るく楽しい方でインタビューは終始賑やかに進行しました。今回の研修で英語への苦手意識も消えたと話してくださった枝木さん、今後益々のご活躍をお祈りいたしております。

ENGLISH COMPANYでは、法人向けサービスを展開しております。 詳細は法人様向けご案内ページにてご確認ください。 個人の方向けにも、現在、関東に3スタジオ(神田、新宿、銀座)・関西に3スタジオ(大阪/梅田、兵庫/神戸、京都/四条烏丸)で展開しています。(2022年12月現在)

STRAILは関東に2スタジオ(新宿、銀座)・関西は大阪/梅田にて展開しています。

オンラインでもトレーニングをご受講いただけます。人が集まる場所を避け自宅で本格的な学習をされたい方、スタジオが無い地域にお住まいの方は、是非お気軽にご相談くださいませ。



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