英語を教える仕事をあきらめなくて良かった。細見鈴香さんが出会った「英語パーソナルトレーナー」という働き方。

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主に1対1の形式で英語を学び、短期間で大きく英語力を伸ばす英語学習サービスが、近年注目を集めています。そこで活躍するのは「英語のパーソナルトレーナー」と呼ばれるスペシャリストたち。このシリーズでは、そんなパーソナルトレーナーにインタビューをしています。

今回お話をうかがったのは、英語のパーソナルジム『StudyHacker ENGLISH COMPANY』で働く、細見鈴香トレーナー。帰国子女として育った幼少期や帰国後の英語学習、指導経験やパーソナルトレーナーという仕事のやりがい等について語ってくれました。

9歳までニュージーランドで過ごす

——今日は色々とお話を聞かせてください。よろしくお願いします。

細見トレーナー:よろしくお願いします。

——では早速、細見トレーナーの経歴について大まかに教えてください。

細見トレーナー:3歳から9歳までニュージーランドで過ごし、英語の基本を身につけました。帰国後も英会話教室や学校の選択制クラスで英語力をキープし、大阪大学の外国語学部へ進学しました。卒業後は学習塾や英会話スクールで英語指導を行っていましたが、2016年に創立2年目のENGLISH COMPANYに転職しました。

——それでは詳しくお話をおうかがいしたいと思います。

細見トレーナーは幼い頃を外国で過ごされたのですね。その頃のことや帰国後の英語学習について教えてくださいますか?

細見トレーナー:ニュージーランドでは地元の小学校に通っており、ネイティブのクラスメートと問題なくコミュニケーションが取れ、授業を理解できるくらいの英語力はありました。帰国後、このまま何もせずにせっかく身につけた英語力を失ってしまうのは惜しい、どうせなら特技にしたいと思ったので、英語を学び続けました。

英語圏の文化や英語を使うことが好きだったので、英語の勉強は全く苦になりませんでした。小学校では英会話教室に通い、中学校では学校の授業に加え、積極的にネイティブスピーカーの集まりに参加したり、洋書を読んだりしました。高校は学びたいものをある程度選べる学校だったため、英語を中心に授業を選択しました。

——その後は、大阪大学外国語学部に進学されていますね。

細見トレーナー:当時の私は、日本人でありながら日本語や日本文化を異文化のように感じることがありました。そこで、大学では比較文化を専攻し、日本についてもっと深く知ることにしたのです。文化、農業と呪術、宗教、心理学、哲学など、どれも興味深く学ぶことができました。英語については、エッセイライティング、英文法などのスキルを磨きつつ、英文学についても学びました。

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英語を教えることで人の役に立ちたい

——大学卒業後のキャリアについて教えてください。

細見トレーナー:得意の英語を教えることで人の役に立ちたいと、学習塾と英会話スクールで講師をしました。学習塾では、特に決まったカリキュラム等が無く、どの講師も直近のテストで良い点数をとるために、文法や単語の暗記をさせるような指導をしていました。受験に合格させるという学習塾としての役割を考えると、毎回のテストに特化した方法をとることが効率的だということは理解していましたし、合理的な方法の一つだと思います。

しかし、一方で個人的な思いとして「『英語を教える』ということは何なのか」という疑問が膨らんでいきました。そこで次は、受験の制約なく、もっと実践的な英語力を身につけるためのスクールで教えることにしました。

そこは、「母国語方式」という「英語を英語で教える」ことをモットーにしているスクールでした。生徒との交流は楽しく、活躍できている実感もありました。しかし、指導方法には明確な根拠があるわけではなく、これが最善かと問われれば自信を持ってイエスとは言い切れませんでした。また、業務は多岐にわたり、「英語を教える」ことに集中しにくい環境でもありました。

そうして、この2つのキャリアを経た頃には、英語を教える仕事に少し疲れてしまい、いっそ教育業界を離れてしまおうかとも考えました。しかし、どうしても、「英語を教えることで人の役に立ちたい」という夢は消せませんでした。

そこで、改めて、英語を教える上で自分が望むことを整理してみたのです。その結果、「受験対策に終始せず、実践的な英語力を身につけることを目指す」、「きちんと納得できる指導方法を採っている」、「英語を教えることに集中できる」という環境で教えたいと思い至りました。

——それで、「英語パーソナルトレーナー」に転職されたのですか?

細見トレーナー:そうです。最初は「英語パーソナルトレーナー」という仕事を知らなかったのですが、「英語のジム」という面白そうな見出しに興味を持って開いたENGLISH COMPANYのホームページを読んで、「これだ!」と。まさに自分が求めていた環境だと思ったのです。

特に、第二言語習得研究という言語習得の科学に基づいた指導方法を確立しているところに惹かれました。自分の英語スキルを、この指導法に基づいて活かすことができれば、もっとたくさんの人の英語力を伸ばせるはずだと期待しました。

——それでは、実際にパーソナルトレーナーとして働いてみた感想を教えてください。

細見トレーナー:希望通りの環境で、楽しく働けています。教えることに専念できますし、自分が役に立てていることを日々実感できています。

トレーナーたちは、英語教授法や言語学に対する高い専門性を持つ人ばかりです。それぞれが、「英語指導のプロフェッショナル」としての矜持を持ち、日々学び続けています。そして、学んだ知識を惜しみなく共有しています。これは、常により良いサービスを提供していこうという意識・責任感の現れだと思います。こうした人たちと、様々なことについて意見を交換し切磋琢磨できる環境で働けるのはとてもありがたいことです。

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英語を教えることをやめなくて良かった

——これまで多くの受講生を担当されていますが、何か印象に残ったエピソードがあれば教えてください。

細見トレーナー: たくさんの方を担当してきましたが、その中でも特に印象的だった方についてお話しするとなると、まず思い出すのは、セミナーなどもされる女性経営者の方です。

彼女はボランティアで外国人向け観光ガイドをされていたのですが、とっさの質問に全く対応できなかったことをきっかけにガイドを辞め、英語の勉強をやり直したいと体験授業にお越しになりました。その一件で自信をなくし、見た目にもしょんぼりされていて、「なんとかお力になりたい」と思ったのを覚えています。多忙な日々を送りながらも、コツコツと頑張ってくださる方で、私も毎日のオンラインサポートでこまめなケアを心がけました。その方が年末のお休みに入る前に、「今年は会社を立ち上げてから本当に忙しかったのですが、繁忙期の中で気づきがありました。それは、成長や進歩を見届ける誰かがそばにいると心強く思えること、そしてどんなに忙しくとも時間は何とか作り出せるということです」とおっしゃったときは、嬉しいと同時に身が引き締まる思いがしました。その後もトレーニングが進むにつれ自信をとりもどされ、最後は、「いつか英語でセミナーが出来るようになりたい」と新たな目標を立てて、笑顔で卒業されました。

英語嫌いの歯科技師さんも思い出に残っています。もともと英語に対して強い苦手意識をお持ちでしたが、それに加えて周囲には英語ができる人ばかりだということもあり、劣等感をお持ちだったそうです。しかし、90日間英語学習に向き合ってくださり、大きく力を伸ばすことができました。「前は絶対にやろうとは思わなかったが、勇気がでた」からと、インスタグラムを通して海外のドクターたちをフォローしてみたところ、コメントがたくさん来たり、論文を紹介し合ったりと、英語でのやりとりを楽しんでいるというお話をしてくださったときは、当初とは打って変わったご様子に驚きました。卒業時には「英語がすごく苦手で嫌いでした。できれば一生関わりたくなかったです。でもここで勉強して初めて英語の考え方がわかりました! 何よりも、ドクターと英語でやりとりができるのがとても嬉しいです」と書いたメッセージカードをくださいました。今でも大切にしています。

留学生向けの研修や事務連絡を担当されている大学教員の方は、「去年は徹夜を繰り返して原稿を作ったり資料を読んだりしたのに、今年は随分と楽にできるようになった」と言ってくださり、お役に立てたことを嬉しく思いました。

また、とある医師の方はとにかくシャドーイングが苦手で苦戦しましたが、根気よく取り組んだ末最後は別人のように流暢になり、結果として英語力が大きく向上しました。毎回のトレーニングでは、「ネイティブの先生が介護ロボットについてのプレゼンを行った際、言っていることが理解できた」「アメリカ旅行で、車をレンタルする際全く困らなかった」など、成果を嬉しそうに教えてくださいました。私こそ、毎回そうして喜びをシェアしてくださることが大きな励みになっていましたから、ありがたい経験でした。

こうして改めて振り返ると、英語を教えることで人の役に立ちたいという夢を諦めなくて良かった、この仕事に巡り会えて良かったと心から思います。

——とてもやりがいのあるお仕事のようですね。

それでは、細見トレーナーの今後の目標を教えてください。

細見トレーナー:パーソナル、グループ、オンラインなど、あらゆるコースで一人でも多くの生徒さんの英語力を伸ばせるように、自身の教務力・指導力を高めていきたいと思います。また、自分が学んできたこと、経験してきたことをフルに活かして、後進の育成にも積極的に関わっていきたいと考えています。

——最後に、これから英語のパーソナルトレーナーとして働いてみたいとお考えの方にメッセージをお願いします。

細見トレーナー:私は英語のパーソナルトレーナーになり、今では好きなことを仕事にできている喜びを感じながら、優秀な仲間たちと楽しく働いています。 英語が好きな方、自分のスキルを高めたい方、人の役に立ちたいと思う方には、是非チャレンジしてみて欲しい仕事です。

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これまで担当した生徒さんの様々なエピソードをしっかりと記憶にとどめ、細かいところまでていねいに教えてくださった細見トレーナー。その様子からは、日頃から一人一人の生徒さんに寄り添い、密な関係を築いていることが感じられました。

ENGLISH COMPANYでは、パーソナルトレーナーを募集しています。ご興味を持たれた方は、ENGLISH COMPANY 採用サイトで募集要項をご確認の上、お気軽にご応募ください。 

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